みなさん、こんばんは!
今日ようやく...
11月から始まったオリーブ収穫を終えることができました🙏
長かったようで、あっという間だった2ヶ月間。
全力で頑張った分、終わってすごくホッとしたし達成感があります。
こんなにも体を動かして自然の中で働いたのは初めての経験。
初心者ながらも、YouTubeの動画や近所の人たちから教えてもらい
見よう見まねで実践していったのですが
このやり方だと時間がめっちゃかかってしまう、やりにくい、など
実際にやってみて、自分たちにとってどうしたら効率よくできるかプランをし
また別のやり方で実践。
たった2人で約120本のオリーブの木々から収穫をしたので
すごく大変だったけど、楽しかったし、やりがいのある仕事でした💪
私は在宅で働きながらだったので、
夫の方が毎日毎日、さらに労力を使って頑張ってくれました🙏
試行錯誤の連続で、効率は悪かったかもしれませんが
その分自分たちらしいスタイルを見つけることができ、
2024年度のオリーブ収穫へとつながるいい学びになったと思います🙏
エネルギーを使い果たしてしまったが故、
時にはイライラや焦りを感じることも正直あったのですが
それは自分が自分にプレッシャーをかけすぎてしまったからだと
今になって反省しています。
なんでも目標に向かって頑張るのはいいけど
その過程の「今」に集中して、その瞬間を楽しまなくちゃ!と思いました。
今期は引っ越しや家の外装工事があったり
彼の仕事でイスタンブール・ボドルムへ行ったりと
オリーブ収穫が思うようにできなかった分遅れを感じていましたが
来期からは、家のこともやっと落ち着いたし、
オリーブに集中して、もう少し休み休みやれるかなと思います。
無理は禁物ですね。
昨日今日とたくさん働いたので、今晩はゆっくりヨガをして寝たいと思います。
身体は疲れるけど、本当に自然いっぱいの美しい場所なので
外での農作業はとても気持ちがいいです🌿
大学生・社会人とサービス業に就いている私は、
(ホテル、旅行代理店、民泊運営などに勤務)
自分にとっての天職ってどんなことだろう?と思っていたのですが
このオリーブの仕事や農業は、本当に好きで楽しくて没頭して頑張れるので
もしかして天職なのかもしれないなと思いました☺️
木の高いところにあるオリーブはなかなか収穫が難しいので
木に登るか・ハシゴにのぼって作業するのですが、
幼少期に、祖父母の家にある桜の木でツリーハウスを作って遊んだことや
ジャングルジムのてっぺんまで登って遊んだ時の好奇心も思い出し
おてんば娘と言われていたあの私が蘇りました。笑
まさか、30歳になって木に登っているとはw
たくさん体を動かし、汗をかき、全力で頑張ったオリーブ収穫となりました☺️
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ですが、そんな記念すべき収穫最終日に、
実は悲しい出来事も起こりました。
それは・・・
土地の端までオリーブが落ちていないか確認をしていると
家から1番遠い隅っこの方に、ガチョウの死骸を発見😭
最初7羽いたガチョウのうち、5羽は飼い主さんが売りに出したのですが
2羽は私たちに頂き、ここ約2ヶ月一緒に暮らしていました。
nomad-life-in-turkey.hateblo.jp
1羽は内臓の方を抉り取られ、頭の部分がなくなっている状態でした。
もう1羽の姿は土地内にはなく、飛んで逃げたのか、食べられたのかどちらか...
多分殺されて食べられたと思います。
というのも、フェンスの下に穴を掘られたあとと羽毛がたくさんがあったので
狐か他の動物かが夜間の間に襲ったのでしょう...
一昨日からお義兄さんの犬が遊びにきていたので
その犬の影響で、ガチョウたちは家から遠くの方で過ごしていたんです。
まだ彼らのために家を作ることができていなかったので
土地のフェンス内を自由に行き来していました。
いつも夜は私たちの家の周りで寝ているのですが
不運なことに、昨晩は犬を怖がってかなり遠くの方で寝たようです。
真夜中にガチョウの声が聞こえたのはなんとなく覚えているんですが、
猫や車が近くを通るだけでもすごい声量で鳴くので
大したことではないかなと思っていました。
今日、目の前で死んでしまったガチョウを見て
生死についてしばらくぼーっと考え込んでしまいました。
死んでしまったら
命が宿っている時のあの輝きやエネルギーはなくなり
土へ還るんだなぁという実感。
当たり前だけど、死んでしまったら
動きや声、体温はなく空っぽの状態。
家を早く作ってあげられなかったこと、
守ってあげられなかったことに後悔の念があります。
でも、逆にこのガチョウの死により
この自然環境で飢えと戦っている動物たちの命を繋いだのかななんて考えたりも。
ガチョウの死をきっかけに
命ある今を精一杯楽しんで、幸せに生きる!
ということの大切さを改めて痛感しました。
自分の命もいつどこでどういう終わり迎えるのか、なんて分からないこそ、
自分や周りの人を大事に思って、幸せに過ごして、人生全うしたいです!
Nao