みなさん、こんにちは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。
あっという間に5月中旬。
最近ようやく暑くなってきて、半袖で過ごすことが増えました☀️
今日は最高気温25度、最低気温は16度だそう。
まだ本格的な夏ではないですが、
快晴が続いていて心地よい天気になってきました✨
ただ日によっては風が冷たい日もあるので、
半袖を着ると肌寒いし、羽織を着ると暑い!といった微妙な感じです😅
とはいえ、今の気温くらいが一番ベストな気がします!✨
ボドルムの観光ハイシーズンは、大体7~8月ですが、
過ごしやすい気候の5~6月、9月~10月が個人的にオススメの観光時期です☺️
さて、私は今年の7月にトルコを出発し日本へ一時帰国する予定です。
なんと、約2年半以上ぶり...!
今年の6月には、政府が大幅な緩和をするか?というのも注目されていますが、
現段階で入国に必要なことを自分の中でおさらいする為にも
ブログに書いておこうと思います✏️
今後一時帰国、もしくはトルコへ入国された後日本へ帰る方の
参考になれば嬉しいです。
【2022年7月】トルコ→日本への一時帰国に向けての準備
トルコで準備しておくもの
ざっくりと帰国前にトルコで準備が必要なものについてまとめたいと思います。
①出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書取得
②アプリのダウンロード(My SOSとCOCOA)
③入国2週間前にファストトラックの登録(空港検疫手続き簡素化のための事前登録)
①出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書
この陰性証明書の取得、というのが海外在住者にとっては
経済的にも旅程的にもとても手間がかかるものだと思います。
多くの国が入国前の陰性証明書取得を撤廃している中、
日本はまだ外国人にとっても、日本人にとっても入国が難しい国ですね💦
段取りを調べていく中で、注意事項が何点かありましたので
検体の種類や検査方法など、有効と認められるものだけ書いていきます。
厚生労働省・検疫所「検査証明書の要件」から引用(2022.3.17更新分)
https://www.mhlw.go.jp/content/000825143.pdf
★検体の種類
○ Nasopharyngeal/Nasopharynx/NP (Swab/Smear)
Rhinopharyngeal/Rhinopharynx (Swab/Smear) (鼻咽頭ぬぐい液)
○ Nasal Swab(鼻腔ぬぐい液)
(Nasal Swab(鼻腔ぬぐい液)は核酸増幅検査のみ有効)
○ (Deep throat )Saliva(唾液)
○ Nasopharyngeal(※)(and /, /+) oropharyngeal(throat ) (swabs /smear)/NP&OP
(鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合)
(Naso and oropharyngeal/Rhino and oropharyngeal/oro and nasopharyngeal(※)) (※Nasopharyngeal/Nasopharynx/Rhinopharyngeal/Rhin opharynx)
★ 検査方法
※下記の方法、もしくは検査手法名を含む方法
○Nucleic acid amplification test((RT-)PCR)
核酸増幅検査((RT-)PCR法) (real-time (RT-)PCR、Q-PCR、FluorescenceーPCR、 Multiplex-PCR)
○Nucleic acid amplification test (LAMP)
核酸増幅検査(LAMP法)(RT-LAMP)
○Nucleic acid amplification test (TMA)
核酸増幅検査(TMA法)
○Nucleic acid amplification test (TRC)
核酸増幅検査(TRC法)
○Nucleic acid amplification test (Smart Amp)
核酸増幅検査(Smart Amp法)
○Nucleic acid amplification test (NEAR)
核酸増幅検査(NEAR法)(例:ID-NOWⓇ)
○Next generation sequence
次世代シーケンス法
○Quantitative antigen test (CLEIA/ECLIA)
抗原定量検査
英語・日本語共に知らない単語だらけで混乱しますね💦
とりあえず、このリストを持ってこれらの検体・検査方法が可能かどうか、
検査施設に事前に問い合わせる必要がありそうです。
また、PCR検査を受ける際はタイミングが重要です。
★ 検査時間=検体採取が 出国前の72時間以内
とのこと。
検体・検査方法の条件に加えて、
次に必要となってくるのが、日本厚労省指定の陰性証明書フォーマットの用意💦
トルコでは原則、トルコ政府指定のフォーマットの陰性証明書が用意されるそうです。
なので、日本政府指定のものを準備するという手間がかかります。
日本政府指定の陰性証明書フォーマットはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf
フォーマット自体はとてもシンプルでいいと思うのですが、
問題は、医師からサインや印影が必要なことでしょうか。
というわけで、日本政府指定の検体・検査方法の病院を選び、
この日本政府指定のフォーマットに記入してもらえるかどうかも確認が必要です。
検体摂取が出国の72時間以内という条件もあるので、
検査結果もスムーズに出る+旅程を考慮してPCR検査を受けなければなりません。
私はできればボドルムでPCR検査・結果をもらって
イスタンブールへ移動できたらなと今は考えています。
イスタンブール領事館からのメールで、
任意のフォーマット(日本政府指定でないもの)を提示したところ、
かなり確認に時間を要した or 日本入国が認められず強制送還
というケースも実際にあったそうです💦
このようなケースを避けるためにも、
あらかじめ日本政府指定のフォーマットを用意する段取りで動こうと思います。
②アプリのダウンロード(My SOSとCOCOA)
入国前にトルコでできる準備として、アプリのダウンロードが挙げられます。
下記のURLにあるQRコードからダウンロード可。
https://www.hco.mhlw.go.jp/manual/pdf-jp/summary.pdf
③入国2週間前にファストトラックの登録
上記のURLからファストトラックについての説明が確認できます。
ファストトラックとは、
日本入国後の空港検疫手続きを簡素化するための事前登録。
目安として、入国2週間前からの登録が勧められています。
ファストトラックは、My SOSのアプリからの手続きとなるので、
My SOSは先にダウンロードしておく必要があります。
ファストトラックを通して、下記の登録ができるようです。
・質問票
・誓約書
・ワクチン接種証明書(「有・無」を選択)
・出国前72時間以内の検査証明書
全て登録できれば、My SOSの画面が緑となるようなので、
入国後にその緑の画面を見せることで、スムーズな検疫通過ができるとのこと。
ファストトラックというシステムができたというのは聞いていましたが、
きちんとサイトを確認できてなかったので、下調べをして少し安心しました。
私も入国日が近づいてきたら、ファストトラックに登録しておこうと思います!
入国してからの流れ(自宅待機期間)
2022.5.16時点での情報ですが、現在はほとんどの国が
入国後3日間の検疫所指定場所での待機が不要となっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0516_list.pdf
トルコから日本へ入国する場合、
・検疫所での3日間待機は不要
ワクチン3回目接種済みの方
・自宅待機7日間不要
※ 有効なワクチン接種証明書を入国時の検疫で提示する必要があります。
※ 検疫所又は保健所等から自宅等待機の継続等について別途指示があった場合には、その指示に従う必要があります。
ワクチン未接種 or ワクチン3回目未接種の方
・自宅待機7日間必要
※ 入国後3日目以降の自主検査で陰性が証明できれば、その後待機は不要
という流れのようですね。
ということは、ワクチン3回目を打つかどうかというのは
今のところ、入国後の待機に大きく関係してきます。
でもワクチンを打たないからといって、
前のように2週間の隔離があるわけではないので、
入国後の予定は余裕を持って計画する必要がありますが、対応できそうですね。
また、いつの間にか
「隔離」ではなく「待機」という言葉に切り替わっていることに気付きました。
賛否両論はありますが、
日本国内でも、コロナに対する対応の緩和が進んでいることを感じました。
入国後の移動方法
現時点でトルコからの入国後は、
検疫所指定場所での3日間待機は不要です。
しかし私はワクチン3回目を接種していないので、
自宅待機7日間が必要。
入国後の待機のため自宅等まで移動する際は、公共交通機関の使用が可能となります。
ただし、入国時の検査(検体採取時)から24時間以内に移動が完了し、
かつ自宅等までの最短経路での移動に限ります。
私は入国後、できれば地元の愛媛まで帰りたいと思っています。
その場合、空港検疫で無事に陰性となれば
公共交通機関を使って帰宅できるようになりました。
空港検疫の検体接種後、24時間以内に移動を完了する必要があるので、
もし空港での手続きが混雑してしまう+日をまたぐとリスクがありますね。
私は成田空港にお昼13時ごろに着く予定なので、
成田ー松山の飛行機は、余裕を持って夜遅めの便を予約するのがいいかもしれません。
ただ、長時間フライト・乗り継ぎ・空港での手続きの後に、
今度は日本の国内線で移動をする体力が残っているか、というのも心配💦
そして免疫が下がったところで、空港や国内で感染するリスクもありますよね。
そんな状態で実家へ帰るのも怖いので、
愛媛まで帰れても、3日間はホテルかAirbnbで待機+その後自主検査。
自主検査で陰性であれば、実家まで帰る
という流れの方が安心なのかなと考えています。
まとめ
長くなりましたが、現時点での一時帰国準備をまとめてみました✏️
コロナがパンデミックとなり、最初1~2年はもっと入国条件も厳しく
一時帰国は考えられない状況でしたが、
オミクロン株が世界的に収束し始め、各国がコロナ規制の緩和を始めました。
トルコはコロナ禍でも、旅行客が入国しやすい環境だと思いますが
日本はまだまだ難しいところもありますよね。
でも、こうやってブログを書いているうちに速報も目にしました!
6月から入国を2万人まで引き上げる方針とのことで、
陽性率の低い国は、空港での検査免除・待機なしという風に変わるらしいです...!
具体的な方針の発表は明日、5/20とのこと。
明日はニュースを要チェックですね!!
空港での検査免除・待機なしになれば、
その後の日本国内でのプランもだいぶ変わってきます。
ただ、入国前72時間以内の陰性証明書取得については
まだ触れられていないみたいなので、
今年の夏の入国でもまだ必要な可能性はあります。
他のアジアの地域では、入国前検査を撤廃した国も出始めたので、
必然的に海外から日本政府への圧力がかかってくることでしょう。
さて、どうなるでしょうか。
感染しない・感染を広げないために予防に努めるのはもちろんですが、
少しでも日本入国時の経済的負担や手間が減れば助かります。
引き続きニュースを見守りつつ、
一時帰国準備をしていこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それでは、また〜(^^)/~~~
Nao