みなさん、こんにちは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。
過去のブログ記事を読んでくださっている方は、
私が大学時代に、留学で1年間フィリピンにいたこと、
そして社会人になって、海外転職先としてフィリピンを選んだことは
すでにご存知かもしれません。
nomad-life-in-turkey.hateblo.jp
今回のブログでは、
そんな私が大好きなフィリピンを離れ、トルコに来て気づいた新しいことや、
今私が目指しているライフスタイル、
そして、それに向かって習慣化していることについて書いていきたいと思います。
- 18歳から始まったフィリピン愛
- 夢だと思っていた道が自分を苦しめる
- 失敗や挫折をした時こそ本当の自分を知るチャンス!
- トルコに来て学んだ柔軟な心と、リラックスをして生きる大切さ
- よりよい自分になるために習慣化していること
- 理想のライフスタイル ーSlow Livingー
- まとめ
18歳から始まったフィリピン愛
私は18歳の頃、物心ついた時から興味のあった
発展途上国へ行く!という夢を叶えるために、
バイトでお金を貯めて、初海外としてフィリピン・マニラへ行きました。
初めてのフィリピン一人旅は、不安要素も大きかったので、
パッケージになっているスタディツアーに参加。
マニラの空港で現地のツアーガイド、リンさんが迎えてくれて
日本各地からやってきた、初めましての学生さん達と合流したのが始まりです。
計7人の学生で、
一緒に孤児院やスラム街、マザーテレサの施設へ行き、子供達と交流する濃い1週間。
初めて自分の目で、貧富の格差、フィリピンの社会問題を見ることができ、
自分の常識、正義感が大きく覆されたのを覚えています。
その頃からずっと、フィリピンの社会問題だけでなく、
現地で力強く、笑顔でたくましく生きるフィリピン人たちに惹きつけられ、
フィリピンという国、文化、人々を愛し、
その土地で学び・働き・暮らすことを選んできました。
しかし、フィリピンに外国人として住む中で、
言語の壁や文化・考え方の違いに悩まされることも多く、
その都度、自分の頑固な部分・強すぎる正義感や責任感にぶつかりました。
そして何より、フィリピンの環境に自分が適用できず
体調を崩してばかりの日々でした。
自分の学びたいこと、やりたいこととは裏腹に、
体は不調としてSOSを出し続けている現状。
私のフィリピンでのライフスタイルは、
何かが違う・・・と気づき始めたのが、25歳の時。
マニラの旅行代理店に転職をして、10ヶ月経った頃でした。
夢だと思っていた道が自分を苦しめる
当時の私は、マカティ市という経済エリアに住んでいて、
そこはプール・ジム付きの綺麗なコンドミニアムが立ち並ぶエリア。
治安も良く、外国人や裕福層のフィリピン人が多く住んでおり、
生活に不便は何もありませんでした。
平日はオフィスへ行き、日本人の上司、フィリピン人の同僚達と仕事。
週末は、留学時代に教育活動をしていたNGOへ。
バス・ジープニーを使って移動し、半日子供達と一緒にアクティビティをする日々。
私は、自分の好きなフィリピンという場所でやりがいのある仕事をし、
週末は教育活動を行う、とても充実した日々を送っていました。
けれど、その充実感とは反対に、どこかで感じていた虚無感・孤独感。
何かが物足りない。このままでいいのだろうか?と思うこともあったのです。
それと同時に、食あたり、感染症にかかることも多く、
病気で体力が衰え、寝不足になることも多かったです。
志す場所に来て、現地で暮らし始めたはいいけれど、
18歳の頃に目指した自分像が、その当時25歳の自分を苦しくさせ始めた気がします。
25歳の私は、
自分の決めたことを達成しなければならない
一度進み始めたら、達成するまで努力し続けなければならい
〜しなければならない!
ということを自分で勝手に決めて、自分で自分を縛り続けていました。
「フィリピンや勤めていた会社に合わなかった」のではなく、
「当時の自分の考え方が自分自身を苦しめていた」のです。
だから、下記のような症状があったと思います。
・何をやっても疲れる。
・今この瞬間に意識を向けられない。
・心の底から楽しめない。
・突然自分の将来が不安になる。
皆さんは、このような感覚や感情に襲われることはありますか?
25歳の私は、表向き「今を楽しんでいる人」だったかもしれませんが、
蓋を開けてみれば、自分に自信がなく、将来が不安な人だったと思います。
だから、常に「今を楽しむ人でありたい」というのが私の強い思い・理想でした。
そして、パートナーと寄り添い生きること、
安心できる、心休まる環境での暮らしを求め始めていました。
失敗や挫折をした時こそ本当の自分を知るチャンス!
結局私は、マニラの旅行代理店に転職してわずか10ヶ月ちょっとで退職し、
日本へ帰国することになりました。
それは、自分ではどうしようもできない、
労働ビザの問題が起こったのがきっかけではありましたが、
問題が起こった時に、フィリピンに残る選択をすることも可能でした。
でもその時に、体がその方向に動かなかったんです。
あれだけフィリピンのことが大好きで、
もっとフィリピンのことを知りたい、フィリピンで働きたい、
この土地で暮らしたい!と思っていた私でしたが、
それでも体が動かなかったんです。
なぜ??
そう問えば、その当時の私はうまく答えられなかったと思いますが、
なぜかその問いの答えは、自分がすでに知っていました。
だから、フィリピンを離れる大きな決断をしたんだと思います。
人生は時に、何をやってもうまくいかない時期があると思います。
空回りして、自分に自信が持てなくて、幸せを感じにくい時。
でも、自分にとっての失敗や挫折を経験した時こそ、
気づきのメッセージがあるのではないでしょうか。
少なくとも私は、25歳で海外転職に挑戦し、
自分が信じていた道に突き進んで、新しいライフスタイルを経験したことで、
ようやく、自分が思い描く世界は
違うところにあることに気づきました。
そして、その方向へ進むためには、
自分と深く深く向き合い、自分らしさを思い出すこと、
そして、目の前にある人生の変化を恐れず、
ビジョンは常に変わりゆくものということを受け入れる必要がありました。
昔の自分が決めたことを守らなくてもいい。
今の自分の気持ちを大切にして、さらに自分らしい道へ進むということです。
トルコに来て学んだ柔軟な心と、リラックスをして生きる大切さ
私はフィリピンを去る時、自分のことが嫌いでした。
なぜなら、志を達成できず、
自分で決めたことをわずか10ヶ月でやめてしまったから。
でもトルコで暮らす今の自分が言えるのは、
今までの経験のおかけで、
心身ともに健康であることの大切さに気づけて、感謝しているということ。
自分を追い詰めて頑張ろうとするのではなく、
どんな時の自分も、どんな感情も、しっかりと受け止めて認識し、
一度立ち止まって、深呼吸して、自分のペースで歩めたらいいということ。
私のペースは、私にしか分からない。
だから、誰かの価値観や生き方を軸に
頑張って合わせようとするとしんどいのは当たり前。
もちろん、社会の一員として生活していく中で
ルールやマジョリティの価値観に、ある程度影響を受けることはありますが、
自分らしさを否定される/分からなくなるような環境で、
無理をして頑張る必要はないということを伝えたいです。
私はトルコに来て、仕事をリモートワークに変え、
今まで自分が思い描いていた、
居場所にとらわれない働き方をすることができています。
そして、リモートワークに変えたことで、
1日の中で、自分のため、パートナーと過ごす時間が格段に増え、
「今を生きている私」の一瞬一瞬を大切にできるようになりました。
「今」に意識が向いたことで、
自分の精神状態にも気を使うことができ、
何をしている時、自分は心地よいのか
どんなことをしている自分が、自分らしいのか
そんなことに気付けるようになってきたと思います。
よりよい自分になるために習慣化していること
もちろん、私の毎日は、
いつもハッピーで落ち着いているかと言われれば、そうではありません。笑
PMSの時は、彼に八つ当たりをしたり、
そっけない態度をとってしまったり、まだまだ反省点はたくさん💦
でも、そんな調子が悪い日を減らせるように習慣化していることがあります。
・毎朝できる限りヨガをすること。10分だけでも。
・マントラを聴いて、心を落ち着けること。
・カラフルで丁寧な朝食作り。
・掃除した後の部屋で日記をつけること。(感謝していることを書く)
・自然とコネクトする時間を作ること。(庭の手入れ、夜空を見上げる、など)
これら5つのことを、できるだけ朝の時間に済ますようにしています。
どれも、時間を要するものではなく、
やろうと思えばいつだってできること。
そして、全てデジタルデトックスの大切な時間。
でも不調な時こそ、めんどくさいを言い訳にやらないことがあるのですが、
そういう日に限って、メンタルが乱れ、一番近い彼に八つ当たりしてしまいます。
それに、不調な状態が長く続いていては、
なりたい自分、理想のライフスタイルからどんどん離れていくだけ。
理想のライフスタイル ーSlow Livingー
私が目指すライフスタイルは、「Slow Living」です。
・自然環境や動物達から搾取をせず、共存・調和して生きること。
→プラントベースの食生活・野良の動物のお世話・自然環境保護。
→自給自足、地産地消のものをメインに手料理ができるようになること。
・目の前のすでにある幸せに感謝し、毎日を丁寧に生きること。
・自分らしさを解放し、リラックスして生きること。
今までの私は、
「他人の幸せや社会貢献のために生きる」ことが良いと思ってきましたが、
トルコで自分と向き合いながら気づいたことは、
「自分が満たされ、幸せであるからこそ」
他者や社会のために行動を起こせるということです。
だから、Slow Livingのライフスタイルを目指し、
日々より良い自分になるための習慣を続けることで
自分自身の幸福度もあがり、あらゆる存在に感謝することもできると感じています。
今は、自分の人生においてインプットの期間だと思っているので、
憧れの人からインスピレーションやモチベーションをいただいたり、
Slow Livingを実現するために、必要なマインドセットを学んでいます。
今は、トルコの本屋さんでたまたま見つけた
『Good Vibes, Good Life』という本を読んで
セルフラブ&セルフケアについて勉強中です。
まとめ
今回は、私がフィリピンでの生活を諦めてから
トルコで生活する中で見えてきた、
なりたい自分や、目指すライフスタイルについて書いてみました。
皆さんは、どんなライフスタイルが理想ですか?
また、ビジョンに向かって、どんなことを習慣化されていますか?
ぜひコメントで教えてくださいね♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
それでは、また〜(^^)/~~~
Nao
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