NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

20代最後の年、今後のキャリアと人生について考える

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

私は今年の夏29歳になり、20代最後の年を迎えます。

 

そこで、自分で今までの人生を振り返り、

どんな30代を過ごしていきたいかということを最近考えています。

 

どういう人生に向かって歩んでいくのか、

という大きなビジョンを思い描く中で見えてきたのは、

 

本来の自分らしさというはどういうことなのか、ということでした。

 

結局私は、自分らしさを探求しながら

偽りなく、ありのままで生きていきたい、

その中で社会貢献ができるように成長したいと思っていることに気づきました。

 

人生いろんなステージがあり、

それぞれのステージで色んな課題と向き合いながら、人は成長していくと思います。

 

中には、その課題を解決する中でうまくいかないこと、

そして、悪循環の連鎖からトラウマへとつながり、

なかなか浄化できない時もあるかと。

 

私も20代は、色んなことへ挑戦しつつも、

本当にこれでいいのだろうか?この方向であっているのか?

という不安や葛藤が大きくありました。

 

環境や職種が変わるごとに新たな自分の可能性も見えたけれど、

逆に、このまま進んでいくことで自分らしい人生を歩めるのだろうか?

 

そんな思いもありました。

 

今回は、現在日本企業に勤めるリモートワーカーとして

トルコで暮らす中での悩みを書きながら、

 

海外生活で抱える葛藤や、その中で観察する自分の変化について

赤裸々に書いていけたらと思います。

 

 

 

20代最後の年、キャリアと人生について考える

今まで勉強したこと・経験した仕事

まずは私の今の生活や今後の人生について書く前に、

少しだけ今まで学んだことや経験した仕事について自己紹介させてください✏️

 

◉〜高校

愛媛で生まれ育ち、小中高と地元の高校へ。

 

高校は商業学科で簿記やマーケティングを学ぶも、

国際交流や、見たことのない海外での暮らしや仕事に興味があり、

全く違う分野の外国語大学へ進学を目指します。

 

◉〜大学

大阪にある、関西外国語大学へ入学。

大学2年生まで、オールイングリッシュの必修クラスで勉強し

英語力を高めて交換留学へ行く準備を行いました。

 

そこで出会った友人や先生には本当に恵まれ、

自分が見たことのない広い世界を教えてもらい、さらに好奇心が高まりました。

 

初めての海外は、バイトで貯めたお金を使ってフィリピン・マニラへ。

 

それがきっかけで発展途上国の貧困問題を自分の目で見て、学びたいという気持ちから

フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学(私立の提携校)へ交換留学へ行きました。

 

将来は国際協力の分野で働きたいという思いもありましたが、

実際に自分に何ができるのかが当時明確ではなく、

 

未経験でスタートできる求人は少なかったので

英語を使える環境でまずは就職活動をすることに。

 

◉新卒〜社会人2年目

香川県直島にあるリゾートホテルに就職。

当時は外国人のお客様がほとんどで、毎日英語を使っての国際的な環境。

 

料飲部で瀬戸内海地域のご当地食材やお酒、5つ星ホテルでの接客スキル学び、

社会人として働くことの大変さ、やりがいを感じながら2年間働きました。

 

とても国際的な環境で、各国のお客様のライフスタイルを垣間見る中で

ヴィーガンやベジタリアン、僧侶の方向けの精進料理、

ハラルフードやコーシャなど、食の選択の多様性も勉強しました。

 

また、直島にお越しになるゲストは、Slow Livingを実践されている方が多く、

とてもゆったりと自然や建築、アートを楽しまれている人々を見る中で、

ライフスタイルを見つめ直すきっかけをたくさん頂きました。

 

◉〜社会人3年目

直島で働きながらも、

フィリピンでもう一度暮らしながら働いてみたいという思いが強くなります。

 

特に20代前半で、もう一度海外に出て挑戦しないと、

変化が怖くなって、動き出せなくなりそうというのを

日本で暮らし・働く中で感じていました。

 

25歳の年に、思い切ってフィリピン転職を決意。


働く環境や職種もガラリと変わり、

 

日経旅行代理店でランドオペレーター兼

フィリピン人スタッフと日本支社をつなぐ仕事をしていました。

 

労働ビザの関係でトラブルがあり、

結局1年足らずで退職することとなりました。

 

◉〜社会人6年目(現在)

フィリピンで再会したトルコ人彼とトルコで暮らすことに。

ニート中にビザなし観光滞在ができる3ヶ月間、初めてトルコを観光しました。

 

トルコの自然、文化、食事、人々のおおらかさに触れる中、

勇気を出してもう一度海外生活をやってみよう!と決意。

 

彼と国際恋愛を続ける中で、

 

一緒に暮らしながらも働ける環境を模索し出会ったのが

リモートワークという働き方。

 

コロナ前から、カスタマーサポートという職種で

旅行・宿泊関連の会社で予約管理やゲストのサポートを行っています。

 

日本の企業に有期雇用契約社員という形で雇っていただき、

現在トルコ・ボドルムで暮らしながら勤めています。

 

時差やネット環境への配慮は必要で、支障が出ないように気をつけながらも、

居場所にとらわれない働き方ができていることに、とても感謝しています。

 

トルコでは、短期滞在許可証の「イカメット 」を取得し、

1〜2年ごとに更新しながら、暮らすことができています。

 

20代を振り返り、思うこと

こうやって、20代の経験を振り返り今思うことは、

途中で色々と辛いこともあったけど、今までやってきたことは

全て点と点で繋がっていくんだろうなということです。

 

当時は、何のために働いているのか?と悩むこともあったけれど、

どの経験も全部無駄なことは一つもなかったなぁと改めて思います。

 

けれど、過去の自分に一つアドバイスするとすれば、

「今この瞬間に意識を向ける」「自分の中のバランスを大事にする」

ということが言えるかなと感じました。

 

やはり、何をやっても

当時の自分は、よくないものねだりをしていたと思うし、

なぜこの選択をしたのか?という初心を忘れがちだったかなと思います。

 

結果、そういう反省もあるから、

 

「今を生きる・楽しむ」というのが

私の人生の究極のテーマであるのかもしれません。

 

30代で目指すキャリア・人生

 

今から10年前、

18歳の私が高校卒業時の文集で書いていたことは、

 

「海外で旅をしている/海外で仕事をしていると思う!」でした。笑

 

でも、当時はアフリカやノルウェー、スイスに興味があったみたいです。

 

今ではどれもそこまで強い興味がないので、

当時はきっと何かニュースで見たり、本を読んでいたのかもしれないですねw

 

旅を生活にできるようにというのは私の海外生活の憧れの一つでした。

 

やはり、住む居場所にとらわれない職業だったり、ライフスタイルというのは、

 

ノマドワーカーやリモートワーク、在宅勤務etc...

 

当時はそういった言葉を全く知らなかったけれど、

理想として思い描いていたのか!!と思うと、何だか18歳の自分すごい!

と思いました。笑

 

自分に制限をかけずに、夢だけ語れた学生時代の心のうちというのは、

とても正直でキラキラしているんですね。

 

今は大人になって、やっぱり生活をするための経済力・ワークライフバランスなど

地に足をついて現実的に生きていくことも考えますから

あの時のときめきやひらめきが出てくることは少ないです😅

 

それでも、18歳の自分が思い描いていた世界観へ実は進んでいたんだ!

という発見がありました。

 

皆さんもぜひ、機会があれば卒業文集など思い出を振り返ってみてください!笑

自分らしさの原点というのが眠っているかもしれません。

 

私は卒業文集の言葉を見ながら、

昔の自分が考えていたことを今一度振り返りました。

 

・海外生活/旅

・国際協力の分野で働く/青年海外協力隊(でも分野が何か分からない)

 

私は昔から作文を書くのが好きで、スピーチコンテストに出た記憶があります。

自分の思いを言葉にして発信するというのは、今と変わらないことかもしれません。

 

ジャーナリストに憧れていた時期もあったなぁとふと思い出しましたw

 

こうやって、幼少期や学生時代の自分を振り返る中で

私が昔から興味を持っていたことは、世界の様々な地域の暮らし・生き方なのかと。

 

だから、英語を喋れるように勉強したし、

国際的な環境への憧れから、旅や海外生活への道へと進んできたのかなと思います。

 

大学で勉強した、文化人類学や社会学・開発学の分野には、

全て私の好奇心が、

 

多様性ある現代社会の中で生きる

人々のライフスタイルのあり方だったことに気付きます。

 

でも、20代仕事や生活に一生懸命になって生きることで、

そんなことはすっかり忘れていました💦

 

それに思い出したとしても、

そういう興味関心のある分野で仕事をするということは考えていなかったと思います。

 

しかし、最近ビデオ電話などで連絡をとった友人から

こんなことを言われました。

 

「もっとNaoちゃんらしさ・強みにフォーカスしてもいいのかも」

「人生は時に休み、歩き、走り出さなければいけない時期があると思う」

 

私はトルコで生活を始めて約2年半。

トルコ語も少しは分かるようになったとはいえ、まだまだうまく喋れないし、

 

トルコでの親友といえば、彼でもあるアドナンさんくらいで、

現地での友人や交流はかなり少ないです😅

 

トルコでの暮らしを楽しんでいるのは事実ですが、

自立して、自信を持って生きているか?と言われたらそうではない気がします。

 

彼に結構頼ってしまっている感覚が強くて、

経済面、言語力など、少しずつ成長していきたいんです。

 

(焦ってしまって、逆にそれがストレスになることもありますが💦)

 

また、皮膚病の酒さになって以降、

対面で人と会うのが苦手になってしまったことや、

 

コロナ禍でロックダウンやステイホームが続いたこともあり、

 

本来の好奇心旺盛な自分、地域コミュニティへ属し学ぼうとする意欲など、

薄れてしまっていたなぁと気付きました。

 

外への繋がりが極端に減ったことで、

自分の周り、自分の世界観の中で生きてしまっている感覚が実はここ数年あります。

 

仕事もリモートワークで、

顔を見て直接仕事をするのではなく、電話やメールでの対応。

 

体調や精神が不安定な時に始めた今の仕事は、続けて3年経ちますが、

 

やはり自分のエネルギーが戻ってくると、

仕事に対する考えも変わるんだ!という発見が最近ありました。

 

また、この仕事は契約社員という形なので、

 

キャリアアップがなく、

決められた範囲内の業務をルーティンとしてやっている感じです。

 

居場所にとらわれず、対面での仕事で起きる人間関係のストレスもないので

とても好きな仕事なのですが、

 

自分にとって簡単に出来ることに甘えて、

この生活の中で自己成長に目を向けられていないのではないか?

 

トルコ人の彼のライフスタイルを軸にした選択なのではないか?

そんなことも考え始めました。

 

でも、ここで立ち止まって意識しなければいけないのが、

それは過去の私がやっていた無い物ねだりになっていないのか?ということです。

 

今ある幸せに気付き、感謝をすることがまずは大事だと思います。

 

私は正直、この暮らしがとても気に入っています。

なぜなら、ワークライフバランスを意識出来ているからです。

(家事やパートナーとの時間、仕事、趣味の時間がバランスよくある生活)

 

それでも何か足りないなと感じるのは、

私らしさ・パッションが強くないからだとも思います。

 

学生時代の自分を振り返る中で見えてきた、

好奇心・多様性ある社会の中での国際的な関わりや

 

海外生活を通して自分自身が体感した、

社会のマイノリティとして生きることのストレス

(言語の壁や人種の違いによる目に見えない圧力)など、

 

そういう気持ちが理解できるからこそ、

社会の中で困っている人のサポートができたらなぁとずっと考えています。

 

昔の自分だったら、全てを捨てでも新たなキャリアへ進もうとしたと思いますが、

今の私は、進んでいる人生をまずは大切にしたいと思っています。

 

それはトルコ人パートナーとの暮らしやワークライフバランス。

 

彼と歩んでいくライフスタイルは、私にとって幸せの源。

だから、一緒に暮らしながらも、オンラインを基本にできることを模索中です。

 

今はコロナがきっかけで、あらゆるオンラインビジネスが広がっています。

 

そこに目を向けて、今キャリアチェンジをしようかと計画中なので、

今その業界に関する情報を集め始めました。

とはいえ、まだ今まで深く考えたことのなかった業界なので、

本当に知らないことばかり。

 

夏に控えている一時帰国で資料を集め、

副業でも始められる求人をまずは探してみようと思います。

 

友人と話して、次のステップへのアドバイスをもらったことをきっかけに、

自分の強みを伸ばしてみよう!ということでふと思い立った職種なのですが、

 

まだまだまとまっていないので、もし進み始めることができたら、

このブログでもご報告ができたらなと思います。

 

まとめ

今回のブログでは、30歳を目前に、

学生時代の自分を振り返る中で今後のキャリアや人生について考えてみました。

 

人生は誰一人として同じものがなく、

みなさまそれぞれの道を歩んでいらしゃっると思います。

 

うまくいく時もあれば、どん底まで落ちてしまうこともある。

だけども時間は日々進んでいて、どう生きるかは自分次第。

 

そんな時に、私はよく自分の思いや考えていることをノートに書き出して

客観的に自分自身を知ろうとすることが好きです。

 

このようにブログを通して書かせて頂いたのも、

まさに自分自身が今、自己成長へ向かう変化を求めているからだと思います。

 

学生時代のように、夢だけを語るわけにはいきませんが、

あの時のリミットレスのキラキラした思考は忘れなくてもいいかなと思いました☺️

 

今年は夏までボドルムで、

キャリアチェンジに向けてブレインストーミングをしながら...

 

一時帰国準備と

eラーニングでようやく始めたトルコ語学習をまずは進めていこうと思います😅

 

何事も、大きなVisionを思い描くだけではなく、

結局は今この瞬間の選択をどうするかということに尽きると思います💦

 

何かをひらめいても

その夢や目標に向かって情熱の火を絶やさずに続けることって難しいですよね。

 

だから、頭の中の思考を整理しつつ、

体を動かして、今の生活を楽しんで、一歩ずつ歩んでいけたらなと思います。

 

最近はTurgutreisというエリアに行きました。

ボドルム中心地から車で約30分。

 

もうすでに海では泳いでる人もいて、

ボドルムの夏がいよいよ始まるなぁという感じです :)

 

 
 
 
 
 
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また〜(^^)/~~~

 

Nao


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