みなさん、こんばんは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。
今回のブログでは、今年初の試みの
「トルコでの家庭菜園」について、成長の記録を書いていきたいと思います。
実は、私もトルコ人の彼も、農業に興味があり、
将来はトルコの村へ移住したいな〜と話しているのですが、
待ちきれなくて、今からボドルムでも始められる
家庭菜園に挑戦中です!
それぞれの野菜に適した環境や、
土の種類によっても育ちのスピードが変わってくることもわかったので、
私なりに発見した気づき等も、忘れないように書き記したいと思います。
家庭菜園初心者ですが、彼と試行錯誤しながら頑張っております!笑
この夏の収穫までの成長の過程を、ぜひ一緒にお楽しみいただけたらと思います。
苗から始める家庭菜園
ボドルムの夏野菜の苗価格目安
私たちカップルが住む、トルコ・ボドルムでは、
4月ごろから、市場に行くと新鮮な野菜・果物などの他に、
夏野菜の苗がよく売られています。
キュウリ、トマト、グリーンペッパー、ナスなど。
その他にもパセリや、ミント、ネギなども見かけます。
(もちろんお花の苗もたくさん売っていますよ。)
Youtubeの6:52〜 市場で売られている苗や野菜はこんな感じです↓
それぞれの苗の価格は2〜3リラほど。(2021年5月時点で、約25〜40円ほど)
日本で野菜の苗を買ったことがないのですが、
日本と比べてどうでしょう?
ちなみに・・・
トルコでは、2〜3リラ払えば、
苗を買って育てずとも、たくさんの野菜や果物を買うことができます。
例えば、ボドルムでは、
玉ねぎなどは1kg大体2リラ、パセリは一束2リラくらいです。
最近はインフレーションもあって、
観光地プライスのボドルムでは、トマトなどは値上がりしましたが💦
(2年前は1kg 3リラくらいだったのが、今では安くても1kg 6〜7リラします。)
値段は時期によって変動したり、
インフレーションの影響も受けたりしますが、
それでも、トルコでは市場で
苗だけでなく、新鮮な野菜や果物を簡単に買うことができます。
育てることの癒しと楽しさ
でもやっぱり、自分たちの手で野菜や植物を育てることって、
すごく優しい温かい気持ちになれると思うんですよね。
特に今はコロナでお家時間も増え、外で人と交流する楽しみよりも、
家でゆったり暮らしながら、ささやかな日常を楽しむ方が安心できる気がします。
また、私はコロナ関係なく、
2年ほど前から在宅で働く仕事をしています。
パソコンと向き合う時間が多い中で、
土を触り、野菜たちの成長を見守ることは私の日々の癒しでもあります♪
ボドルムで夏野菜を育て始める時期はいつ頃?
大体3月下旬から4月ごろになると、
ボドルムはだんだんと、冬から続く雨風が強い時期が終わります。
少しずつ暖かくなり、晴れの日が増え、太陽の光も強く感じます。
ただ、今年は4月の終わりころまで気候が安定せず、
暑い夏のような日が来たかと思えば、今度はまた寒くなったりしました。
私たちは4月中旬くらいから家庭菜園用の苗を買い、
バルコニーや庭に植えてみたのですが、
まだ雨風が強い日もあったので、ちょっと不安でした💦
今年は5月に入ってから気候が安定し、風も弱まってきたので、
5月頃から苗を買って、準備する方が良かったかな?と反省しています。
今年初の家庭菜園を始める様子は、Youtubeからご覧ください✨↓
私たちが4月に購入した夏野菜の苗は下記の通りです。
- トマト(ミニトマト&普通のトマト)
- キュウリ
- ナス
- グリーンペッパー(辛いのと甘いのの2種類)
用意した土の種類と秘密の粉
今年初の家庭菜園で用意した土は、3種類。
私の彼がYoutubeで熱心に調べてくれ、
家庭菜園に適した土の作り方を試すことになりました。
- 庭の普通の土
- 3年間牛の糞を発酵させた牛糞堆肥
- お花屋さんで購入した土
上記3種類の土をケースの中で混ぜた後、
苗をケースに植え替える作業に移りました。
その際に、ある粉を苗についた土の周りに振りかけました。
その粉とは・・・なんと「シナモン」!!
私は最初驚きましたが、彼曰く
シナモンを苗の周りにふりかけることで、成長促進につながるのだそうです。
実際に今も元気に育っているので、効果あり!なのかもしれません。
苗を買ってから1ヶ月半後の成長の記録🌱
Youtube動画に出てきた夏野菜たちは、今もすくすくと元気に育っていて、
すでにトマト、キュウリ、グリーンペッパーからは実がなりました✨
グリーンペッパー(Biber)
グリーンペッパーは現在バルコニーで育てています。
強すぎる日光には不向きで、時には陰ができるような環境の方が向いている様子。
ボドルムは5月くらいから、かなり日差しが強くなるので、
屋上や庭のように、太陽がガンガン当たるところではうまく育ちませんでした。
水やりは涼しくなった晩や朝方にするようにしていますが、
土を触ってみて、乾燥していたらあげるようにしています。
(現在は2日に1回程度)
トマト(Domates)
トマトは、バルコニーと庭で栽培していました。
最初から庭で育てているトマトたちは、かなり順調に育っています。
その一方、バルコニーで育てていたトマトは成長が遅かったのと、
成長して高さが出てきた時には、ケースの土では栄養が足りなさそうでした。
なので、今はミニトマト・普通のトマトの全てを、庭で育てています。
最近、また違った種類のミニトマトも買ったので、そちらは屋上で実験中。
トマトの水やりは、頻度は少なめを意識して、
3日に1回くらい、土が乾燥してからたっぷりと水をあげています。
ナス(Patlıcan)
ナスは、最初バルコニーで育てていましたが、
だんだんと葉が大きくなり、花が咲きました。
その頃には、ケースの中では窮屈そうに見えたので、庭へお引越し。
今は、果物や野菜の皮をとっておいて、
軽く乾燥させた後、細かく刻んでから庭の土に混ぜています。
新たに牛糞堆肥も購入したので、土に栄養を与えながら様子を見ようと思います。
ナスは葉がへなっと萎れてきたら、晩や朝方に水をたっぷりあげています。
(1日に1回)
キュウリ(Salatalık)
キュウリも最初はバルコニーで育てていましたが、
かなり大きくなってきたので、庭のオレンジの木の近くに移しました。
この場所が気に入っているのか、すでに収穫できそうなくらい成長中✨
キュウリは上に伸びるようにサポートする方がいいかと思っていましたが、
このままでも成長しているので、今は自然に任せています。笑
(キュウリの水やりはナスと同じタイミングであげています。)
まとめ
ボドルムは、太陽の日差しがとても強く、土が乾燥しやすいので
家庭菜園がうまくいのか?と最初は心配でしたが、
少しずつ適した環境を探りながら場所を変えると、
元気に育つことが分かってきました。
最近は、だんだんと暑さが増してきたので、
水やりのタイミングは調整しながら、成長をサポートしたいと思います✨
初めての家庭菜園で、植物から学ぶことが沢山!
過保護になりすぎず、自然環境に委ねることも大切ですね。
私自身の気づきとしては、
自然界と繋がるきっかけとして、土を触ることの大切さを改めて実感しました。
というのも、大人になってから忘れかけていた、
季節の変わり目の空気感や新鮮な空気の美味しさなど、
土を触ることが増えてから、
敏感にその感覚をキャッチできるようになったと思います。
朝の澄んだ空気、日が昇ると活動的になる外の雰囲気、
日が沈み始めると感じる1日の終わり、
月を眺めながら少し冷たい風を感じ落ち着く心。
1日の中でも変化があるように、
その積み重ねで季節が変わっていく。
その瞬間にしか感じられない変化に感謝し、その違いを楽しみながら、
トルコ暮らしを積み重ねていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは、また〜(^^)/~~~
Nao
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