NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

トルコでのアパート・土地売買の現場から学んだこと。

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

実は先月、イズミル・フェティエへ行ったのは

ある大きな決断をした為でした。

 

それは、2019年の年末、まだコロナが流行する前に購入した

イズミルのアパート1室を売却し

 

私たちの夢に向かって

都市ではなく、もっと自然あふれる環境で暮らす為の土地を購入すること。

 

残念ながら、価格に関することはお伝えできませんが、

今回、彼の側でやりとりを見ながら学んだことを記録に残したいと思います📝

 

 

①アパート・土地の売買には不動産を介入させる

いくらトルコ人同士の買い物でも、直接売買は危険かもしれないと思いました。

 

もちろん、不動産に支払うコミッションは節約できるかもしれません。

 

でも、言語が堪能もしくはネイティブ同士でさえ

その土地・地域の情報に詳しいかと言ったらそうではありません。

 

売り手と買い手を繋げてくれる不動産会社は、

重要な契約書のサイン、お金の引渡し時、銀行での確認、役所での手続きや面接など

全て付き添い、売却が終わるまでのプロセスを見守ります。

 

このプロセス内に、もし不動産のスタッフさんがいなければ

集団の詐欺グループに大金を盗まれていたかもしれない、と思いました。

 

②外国人の買い手には、通常価格よりも高値で売られる

今回、イズミルのアパート1室を売却した後

フェティエに行き、様々な土地を見てきました。

 

お兄さんから紹介してもらった不動産へ電話し、土地の案内をお願いしたところ

まず初めに、トルコ人?それとも外国人?と確認されました。

 

その時瞬時に、やっぱりそれだけで売買価格が跳ね上がるだろうと思いました。

 

幸い、彼のお兄さん・お義姉さんがフェティエに住んでいるし

お兄さん経由の紹介ということもあって、正当な価格で案内してもらえたと思います。

 

例えトルコ人同士のやりとりであったとしても、

その土地に誰も知り合いのいない場合、騙される確率は高そう...と感じました💦

 

③信頼できるトルコ人が周りに必ず必要(簡単に信頼しない)

トルコ国内の経済状況や、インフレ事情、土地の価格設定、

実際に住む場所の様子や、売却者の家族構成などを理解する必要があると思いました。

 

トルコの土地は、昔から代々家族に引き継がれているケースがほとんどで

今回彼のように、自ら土地を購入する人はよっぽど注意する必要があります。

 

例えば、紹介の紹介で案内してもらった土地に行きましたが、

周りにその紹介者の叔父・叔母、両親、親戚がそれぞれの土地を持っていて

〇〇家族に囲まれた土地だったんです😅

 

こういう大きなお金が動くときに怖いのは、

見た目・話し方全てが親切な人に見えても、信頼してはいけないということです。

 

とってもいい人そうだったんですが、

空き地になっている広大な土地は、結局はその家族が手に負えない農業エリア。

 

結構な開拓が必要だったので、紹介者の農家さんは

機械も貸してあげるよ〜とまで言って下さいました..

 

でも彼曰く、田舎ほど性格の裏表がすごいから

土地が売れた途端に態度が変わりそう...と言っていました💦

 

④信頼できない不動産のスタッフはすぐに断る

不動産会社の人を全て信頼できるわけではなく、

明らかに高値の案件のみ紹介する、客の要望とは全く違うことを提案してくる

という人にも出会いました。

 

同じ車で移動するため、不動産のスタッフさんを迎えに行って

車の中で色々と説明を聞いていたのですが...

 

お義姉さんが、話を聞くうちにだんだん耐えきれなくなったのか、

最後は強い口調で、車から追い出したこともありました😂

 

⑤今後のエリア成長を視野に入れる

フェティエ近郊の田舎の方は、まだ整備されていない道が多く

実際に住むための、電気や水道も通っていないところがあります。

 

すでに街になって整備されている場所は逆に、どんどん人口が増えて

将来的には混雑した場所になる可能性も高いです...

 

ボドルムもそうですが、この20年で田舎町からエーゲ海リゾート地へと変化し

今では、シーズン中大通りの渋滞がすごいし、

 

夏の滞在人口だけではなく、年間通して住む人がコロナ禍〜現在にかけて増えたのか

あたりでは新しいコンドミニアムの建設が続いています。

 

だからフェティエ近郊の田舎町を選んだ私たちは、

未開の土地ではあったけれど、将来のエリア成長も視野に入れて購入を決めました。

 

将来、周りが家だらけにならないような農業エリア。でもど田舎。笑

これから住めるようになるまで、いくつもの作業が待ち構えています💪

 

これからの暮らし

トルコ人の彼とボドルムで一緒に暮らし始めて、早3年。

 

経済不況、不安定な世界情勢、インフレーションなど

振り回されながらも、今後の人生について一緒に考えてきました。

 

二人のパートナーシップを続けていく上で大切にしているのは、

ライフスタイルのビジョンを一緒に夢見て、考えて、それを実行に移していくこと。

 

特に性格が違う私たちは、

同じ方向へ向いていても、その準備にかける行程や考え方は違うことがあります。

 

だからこそ、考えていることを相談し、話し合うことが大切だと気付きました💡

 

そんな中、思い切って新たな暮らしの変化を選んだ私たち。

引っ越し先はフェティエ近郊のとある農業地区です。

 

オリーブの木々がたくさんある場所で、守れた感覚がありそこに決めました🌿

川の近くにあるため、水には困らないけれど、洪水の危険も歴史上はない場所。

 

実際まだまだ未開すぎて、まずは土地の草刈り、フェンスの設置、

水、電気、インターネットを通すところからなのですが...

 

ボドルムでの暮らしを続けながら、少しずつ生活の拠点を移していく予定です。

 

まずは、この秋のオリーブ収穫からできたらと思うのですが

何せ全てにおいて初心者ですから、お義姉さんたちに教わりながらの挑戦です!💪

 

この新しい暮らしの準備を機に、少し先にはなりますが

YouTubeも再スタートさせようと思っているので、ぜひお楽しみに!✨

 

Nao

 

 

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