NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

トルコで家や土地を購入した場合の税率

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

以前書いたブログに関して、税率の詳細のお問合せをいただきましたので

今回私たちが家・土地の売買をした際の状況をまとめてみようと思います💡

 

 

nomad-life-in-turkey.hateblo.jp

 

あくまで個人の体験談となりますので、詳しい情報に関しては

実際に不動産会社や取引の際にご確認いただきますようお願いいたします🙇‍♂️

 

 

今回、私たちはイズミルのアパートを売却する際と

フェティエ近郊の土地を購入する際に、不動産会社にお世話になりました。

 

イズミルの不動産会社

イズミルの不動産会社は、売却するアパートのすぐそばにオフィスがあり

かなりモダンで、プロフェッショナルな営業マンが集う感じでした。

 

高級感あふれるオフィスに入ると、トルコではあまり経験するのことのない、

聞き上手な接客をしてくださる担当者の方とお会いして、売却に必要な書類を提出。

 

間違いがないか、全て揃っているかをまず確認していただきました。

 

その後、担当者の方が購入希望のご夫婦をオフィスに呼んでくださり、

契約内容の確認、必要書類などの最終確認をした後、

 

全て話し合ったことを手書きで紙に書き残し、

相違がなければ、売却者・購入者・不動産会社の3名がその紙にサインをしました。

 

この売却手続きをするのに、約2時間半。

この間に、アシスタントの方がチャイやトルココーヒーを用意してくださいました。

 

契約に関するお話だけではなく、売却者・購入者が

お互いがどういう人なのか理解する時間でもあったように思います。

 

彼は売却する側だったので、購入者のご夫婦の疑問に答えたり

家の状況を説明したりと、なるべく不安が残らないように会話をしていました。

 

その後別日に、売却者・購入者・不動産会社の方と役所に出向き

そこでイカメットを提示しながらの本人確認が行われます。

 

でもまず、役所へ出向く前に、購入者が売却者への支払いを終わらせます。

銀行での確認作業があったりと、ここでも時間を要しました。

 

それが終わり次第、役所での最終確認。

不動産会社の方は、ここでも一緒に付き添ってくれました。

 

役所がアパートの売買に不正がないかなど確認し、正式に取引が完了!

 

不動産会社の担当者の方へは、全ての取引が終わった後に

仲介手数料のお支払いをしました。

 

◉不動産会社仲介手数料

★不動産会社に対して、売却者・購入者ともに2%ずつ支払います。

売却者:2%

購入者:2%

 

例えば、売買価格が1,000,000リラ(約7,782,000円)の場合

各々不動産会社に20,000リラ(約155,640円)の手数料を支払うことになります。

 

不動産会社は、取引が完了すると

合計40,000リラ(約311,290円)の仲介手数料をゲットということです。

 

※現在2022年10月6日のレートですので、ご注意ください。

 

フェティエ近郊の不動産会社

イズミルでの取引が終わり、今度はフェティエ近郊の土地探し。

その際も不動産会社の方から土地の案内をしていただきました。

 

一人目の担当者は、

希望のエリア・条件とは的外れの高級案件ばかり案内しようとするのでお断り💦

 

結局、別の不動産会社の担当者を紹介してもらいました💦

その方には、もともと彼のお兄さんが目星をつけていたエリアの案内を依頼。

 

農業土地は、フェンスも設置せず手入れがされていないこともあり

どこからどこまでの土地なのか、初めての人には分かりにくいです。

 

だからこそ、不動産会社のプロの方に間に入ってもらい

近隣情報や電気、水、土地の範囲などを教えていただきました🙏

 

約2日間かけて、色々な土地の様子を見た後、

結局はオリーブの木々がたくさんある土地に決めました🌿

 

土地を決めた後は、不動産会社の担当の方に

売却者に連絡を取っていただくようにお願いします。

 

トルコの経済状況からも、

実際にネットに出している価格から高値で売りたい!と意見を変えたり

 

売却者の家族間で意見が割れたりと、時間を要する場合もあります。

 

ここで冷静になって、交渉を進めるのが鍵かなと思いました💡

 

彼はセールスマンということもあって、お金の計算にも強く

交渉にも慣れているので、なんとか無事に希望の金額で話がつきました。

 

不動産会社を仲介して話がまとまった後、

後日、売却者の方と対面!

 

お支払いを終え、銀行でのダブルチェックができた後、

不動産会社の方と一緒に役所へ出向き、

 

役所の方が本人確認と、

面接のような形で売却者・購入者を別室に呼んで、確認作業がありました。

 

(この役所での面談は予約が必要なのですが、不動産会社の方がやってくれます。)

 

特に田舎の場合は、

お年寄りの方が騙されて土地を第三者に渡していないか?

金銭のやり取りに間違いがなかったか?など詳しく確認しているようでした。

 

無事に手続きが終わり、不動産会社の方へ仲介手数料を2%を渡して終了!

 

◉国に払う税金

彼に話を聞くと、国に支払う税金は

トルコの場合、買い手のみが売買価格の4%を支払うルールだそうです。

 

ただ、この条件は売買の際の交渉によって変わることもあるのだとか。

(売り手がこの代金を支払ったり、お互いに2%ずつ払うようにしたり、など)

 

都市部と地方の違い

不動産会社も、都市部と地方によって

スタッフのキャラクターが全然違いました💦

 

イズミルは大きな都市なので、各エリアごとに担当者がいて

契約の際は、担当者+マネージャーの2名体制でサポートしてくれました。

 

フェティエ近郊の町の場合、イズミルのように都会ではないので

一人でかなり多くのエリアを受け持っていたのと、

 

私たちが購入した土地が属する市の中心部へ行くと、

みんなそのセールスマンのことを知っているほど。

 

それほど、田舎町では顔見知りだらけなので

私たちのような外から来た人は、とっても目立ちました😅

 

しかも私は外国人なので、ボドルム以上にジロジロ見られます。

 

田舎町の女性の大多数は、

ヒジャブで髪の毛を隠し、肌の露出をしている人は少なかったです。

 

ボドルムやイズミル、フェティエの市街地では、

ヒジャブをしている女性は少数派で

 

タンクトップ、へそだし、短パン姿の人もよく見かけます。

 

それくらい、エリアによって宗教観も、服装も全然違うトルコ。

でもだからと言って、誰かに宗教や服装のあり方を強要されたことは一度もないです💡

 

◉参考にしたウェブサイト

土地探しの際に、下記のウェブサイトを参考にしました!

 

https://www.sahibinden.com/

https://www.emlakjet.com/

 

最後に

今回は、トルコで家や土地の売買に関する税率をまとめてみました。

 

私自身が、詳しい不動産業界の用語を知らないので

ざっくりとした経験談となってしまいましたが...

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです🙏

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

Nao

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村