NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

オミクロン株の出現で思う事

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

ここ数日はトップニュースには新しい変異株の話題で持ちきり。

 

今日はそんな悲しいニュースに目を向けながら、

トルコ在住日本人に入ってきたニュースもまとめたいと思います。

 

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日本が全世界からの外国人入国を原則停止!

昨日は驚きのニュースが飛び込んできましたね!

 

懸念される変異株に指定されたオミクロン株...

最初は、日本政府は南アフリカを含む周辺諸国からの水際対策を強化していましたが、

ニュースを見ていると、全世界からの外国人の入国を原則停止するとのこと。

 

日本人の帰国は可能みたいですが、

オミクロン株が確認された地域からの帰国だと隔離措置も強化されるようです。

 

www.sankei.com

 

トルコから日本へ入国の場合のルール変更

トルコから日本へ入国の場合、

下記のようなルールが明日12月1日の午前0時から適用されます。

(イスタンブール領事館より届いたメールより抜粋)

 

●日本時間12月1日(水)午前0時から、トルコからの日本入国者・帰国者は、ワクチン接種の有無にかかわらず、全員(日本人含む)検疫所長が指定する場所において3日間の待機が求められます。

 

●日本到着日の翌日から3日目に検査を行い、陰性の場合は、入国後14日間の残りの期間を自宅等で待機することになります。

 

●有効なワクチン接種証明保持者に対する待機期間短縮措置(14日から10日への短縮)についても、12月1日以降は停止されます。

 

今まではワクチンを2回打っていて、公的なワクチン接種証明書があれば、

政府が指定する場所での強制隔離3日間の必要はありませんでしたが、

 

このオミクロン株の出現によって、まだ現在のワクチン効果があるかどうか

という部分が未確定な間は、規制が強化されることになりました。

 

岸田首相は、解析が進むまでの

あくまで一時的な緊急措置とおっしゃっているので、

この迅速な判断には、日本国民の多くの方が安心したのではないでしょうか。

 

今回の新しい水際対策で感じた事

日本にお住いの方にとっては、本当にこの水際対策によって

日常生活における影響も変わってくるだろうし、

何より過去のように医療現場が逼迫する状態は避けなければなりません。

 

東京や大阪などの国際線が多く飛ぶ都市に住まわれる方も、

地域医療に安心してアクセスできるかどうかは、かなり重要だと思います。

 

でも、海外在住の日本人にとっては、

またもや一時帰国の希望がなくなるショッキングなニュースだったと思います。

 

また、長年計画をしていた海外渡航、留学、

家族や友人、恋人との再会を待ち望んでいる方々。

 

この長引くコロナ流行によってそれらの予定を中断せざるを得ない人たちにとって

とても残念なニュースだったことでしょう。

 

一時帰国の難しさ

私はもう2年ほど日本へ帰国できておりませんが、

そろそろ一時帰国をしようかと考えている時期ではあります。

 

地方在住者にとって、今の水際対策だと地方での自宅隔離ができない為、

実家まで帰るのは体力的・精神的・経済的に大変なルールです。

 

東京や大阪で2週間隔離をして...となると

最低でも5万円以上の宿泊費がかかりますし、

 

空港から隔離施設までの移動手段も公共交通機関は使えないので、

ハイヤーやレンタカー、ホテルからの送迎を手配するなど、

移動手段を考えないとです。

 

でも値段より何より、コロナ感染者が少ない地方に帰省することで

自分が感染源になって感染を広めてしまうのではないかと思うと、とても怖いです💦

 

だから、今回のように感染力が強い?変異株が出てきてとてもショックです...

一刻も早く、世界各国での感染が落ち着くことを願います。

 

この冬にかけて、

トルコにもオミクロン株が入ってくることは避けられないと思うので、

用心して過ごしていこうと思います。

 

トルコでのブースター接種状況

実は、10日ほど前に領事館よりブースター接種に関するメールが届きました。

 

トルコでは、コロナワクチン2回目接種から6カ月を経過した、

18歳以上の全ての国民に対し、3回目の追加接種を可能とするとのことです。

 

私はファイザーのワクチン接種2回目が8月中旬だったので、

6ヶ月後となると...大体来年の2〜3月頃になるでしょうか。

 

まだ少し先ではありますが、トルコ人彼に相談したところ、

彼は3回目も打つとのことでした。

 

実は、彼のお兄さんが今年の秋にコロナにかかってしまい、

症状がかなり悪化してしまったこともあり、

コロナに対する恐れが大きくなっているのも事実です。

 

あとは、コロナにかかってしまったら仕事も何もかもストップしてしまうので、

それを避ける為に、ワクチンは打つとのことでした。

 

コロナのワクチン接種に対して、賛否両論様々な意見があることと思います。

私もワクチンを打つ前はすごく怖かったし、勇気がいりました。

 

ネットにはいろんな憶測が出ているし、

人体実験のようなものだという声も。

 

でも、海外渡航を控えている人にとって、

ワクチンが現在のところは有効手段であること。

 

海外からの渡航者が多い観光地域では、ワクチン接種が重要とされていること。

 

そんな状況を踏まえて、2回打ちました。

 

これで本当に良かったのか?とたまに思うこともありますが、

今までコロナ感染者が毎日2〜3万人も出ている国に住んでいて

まだコロナにかかっていないということは、

少なからずワクチンの効果もあるのかな?と思っています。

 

期待・希望と現実のギャップ

こんな時代だからこそ、

身動きが取れない時期だからこそ、

行動に移したくても移せない悔しさ、もどかしさ、色んな葛藤があると思います。

 

国際間や都市から地方への移動がこんなにも大変で、

いつ状況が変わるか分からないこのコロナ流行には疲れてしまいますよね。

 

私は今回のオミクロン株の出現を機に、

何もかもまた振り出しに戻っているような感覚を覚えました。

 

いつか良くなる、いつか感染が収まる、

そう思ってはいても、良くなるのは今回のように一時的な期間で、

いつまた流行するかは分からないとうことを感じました。

 

だから、動けるうちに行動すると決めて、動いてゆく

スピード感も重要になってくるのかもしれません。

 

今回は新しい変異株が出てから、

たった数日間でここまで世界の動きが変わってしまいました。

 

隠れている大きな組織・メディアに翻弄されているのかもしれませんが、

2020年4月、国際線の往来がストップした不安な時期を思い返します。

 

私はその当時、アシアナ航空を使って日本へ帰国する予定でしたが、

あっという間に飛行機がキャンセルされました。

 

飛行機を取り直してでも帰国するか、

もしくはいつ帰国できるかはわからないけどトルコに残るか、

 

その2択の中ですごく悩み、トルコに残ることに決めました。

 

そうして今のトルコの暮らしがあるわけですが、

日本が恋しいのも事実です。

 

高齢の祖母や家族に会いたいし、人生何が起こるか分からないからこそ、

先の見えない、良い未来を待ってから計画するのではなく、

今がチャンス!という時にすぐにでも動ける体勢にしておこうと今回感じました。

 

まとめ

今回、新しい変異株のニュースが飛び込んできて、

まだまだコロナ収束は遠い未来にあるんだなぁと実感しました。

 

でも、そんな流動的な現実を受け入れて、前を向くしかないなと思っています。

 

最近見ているマドモアゼル愛さんのYouTubeでは、

このコロナ流行が収束した後に、

本当の現実を見ることになるとおっしゃっていました。

 

今は、政府からの特別な援助がある状態で回っている一部の経済。

 

今までは経済的に多少は余裕があり、余暇に使うことができたお金も

どんどん無駄を削って生活する家庭が増える。

 

今後はシンプルな暮らしを楽しみ、

その中でも自分らしい生き方・自由を求めて、

もっと多様性が認められる社会にはなるだろうと。

 

でも、今まで生きてきた中で普通だった、当たり前だった社会のあり方が

コロナ流行で大きく変わっていく中で、

 

その変化を受け入れて、さあ自分はどんな生き方をしていこうかと思うと、

自分らしい生き方でも、経済的には苦しかったりして、

心の豊かさを求めながらも葛藤が生まれるような気もしています。

 

私は現在、リモートワークをしていて、

トルコという国でパートナーと暮らしながらも、

日本企業に勤め、日本円としての収入があり、トルコで生活することができています。

 

でも、世界的にインフレーションが続く中、

自分の未来を考えた時に、どうしようかと悩むこともあります。

 

今自分の中にある思いとしては、

やはり暮らすために必要な家、食べる為の畑をもつこと。

 

自給自足とまではいかなくても、暮らしの基盤を作っていこうという強い気持ちです。

 

お金がないと何にも買えませんが、

土があり、種があり、それを自分で育てながら自然と共存する幸せに向かって

少しずつ人生を前に進めたいと思いました。

 

言葉にして、文字にするだけでは行動したことにはなりませんが、

いくつになっても、自分の切り開いていきたい人生の世界観をクリアにして、

日々の暮らしの中でも少しでも思い出して、今できることを進める。

 

そんな風に、コロナ禍でも一歩ずついい状態の自分でいれるように

成長していきたいものです。

 

今読んでくださっている皆様も、

いろんな気持ちを抱えながら生活されていることと思います。

 

でも心の中に秘めている夢や目標など、

ときめく気持ちや情熱をひっそり抱えて生きていきましょうね!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

それでは、また〜(^^)/~~~

 

Nao

 

 

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