NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

頑張りすぎないトルコ暮らし🇹🇷🌿

 

みなさん、こんばんは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今回のブログでは、最近私が考えていることを書こうと思います。

テーマは、「頑張りすぎない暮らし」についてです。

 

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ボドルムのビーチで黄昏た日。

 

頑張ることが正義だと思っていた今までの人生

皆さんは、日々の仕事や生活でどのくらいのエネルギーを使って生きていますか?

 

私は、幼少期、学生時代、社会人4年目くらい(トルコに来る)まで、

自分のエネルギーの120%を消費しながら、

目の前のタスクに取り組んだり、勉強したり、

目標に向かって努力したりしていた気がします。

 

そして、それがある種の自分の中の正義みたいになっていて、

そうしていない自分(ダラダラしている時間)がいると、

 

「あ〜今日は何もできなかったな。有意義な時間が過ごせなかった。」

 

と1日の終わりになって、自分を否定することが多くありました。

 

今までの私

中・高生時代は、女子バレーボール部に所属し、

平日、週末共に、部活に打ち込んでいたこともあって、

 

学業以外のプライベートな時間というものはほぼなく、

本当に忙しい生活を送っていたと思います。

 

そして、それが私にとっての普通で、

唯一の自分一人になれる時間は、

 

学校から自転車で約40分もかかり、峠を越えないと家に帰れない、

そんな時間のかかる通学路での移動時間だったかも。笑

 

よく疲れた体と頭を無にして、

満点の星空を眺めながらゆっくりと自転車で帰っていたので、

たまに、道路の段差に気づかず、自転車からこけることもありましたw

 

大学生時代はというと、

講義が終わる夕方以降は、常にバイトに入っていて、

夜中まで必死に働いて、バイトが終わったら課題をして、

 

また次の日には講義を受けて・・・

 

ある程度自分で予定を組める大学生活でしたが、

今考えると、意識して自分のための時間を作ることを全くしていませんでした。

 

大学3年次のフィリピン交換留学時は、

現地の学生のレベルに全く追いついて行けず、

 

人の何十倍も時間をかけて、予習・復習をし、

なんとか理解できる不器用な私だったなあと思います。

 

そういう、不器用で人より何倍も習得に時間がかかるけど、

それでもその過程で諦めないのが、自分の良さでもあります。

 

でもこの自分の概念を正義だと思っていたことに

問題があったなあと社会人になって気づくのでした。

 

社会人になってからの私

私は、今までのブログにも書いてきましたが、

新卒でリゾートホテルの正社員として就職しました。

 

繁忙期は目が回るほど忙しい現場でした。

 

私は料飲部に所属していたので、カフェやレストランでの業務を担当。

 

朝の朝食サービス、繁忙期は昼の団体客ランチサービス、

夜は綺麗にテーブルセットをした、懐石orフレンチでのフルサービス。

 

現場での接客はもちろんのこと、

発注や顧客管理、メニューのアップデートなど、

 

ホテル業界で新人の私にとって、手際よくこなすのが本当にしんどかったです。

 

これは、どの業界に入った方でも、

最初はみんな初めてのことだらけで、皆さんしんどい思いをされてきましたよね。

 

私は飲食の業界でバイト経験があったし、

運動部にずっと所属していたこともあって、

 

体力のいるホテル業界での仕事内容や、

上下関係がはっきりしている、飲食業界での人間関係構築に関しては、

自分でも得意分野だと思っていました。

 

でも、いざ社会に出て、プロたちが集うサービス業界に入ると、

自分の未熟さを痛感すると同時に、

 

常に上を目指して、向上心を持って仕事をしなければならない社会の厳しさ、

プレッシャーに押しつぶされそうになることが何度もありました。

 

私が心の奥底に秘めていた、なりたい自分、

目指すライフスタイルとは明らかにかけ離れた社会人生活のスタートだったんです。

 

私はリゾートホテルがある、島で暮らしていたので、

プライベートは、地域のコミュニティに属した島暮らしに憧れていました。

 

もちろん、少しずつ交友関係を広げ、

地域のバレーボールチームに所属したり、職場の人とBBQを楽しんだり、

 

思い描いていた、楽しい島暮らしも経験することができました。

 

でもその反面、当時の私は、

職場内でのプレッシャー、ストレスをうまく自分の中で消化できず、

 

自分の体に毒のように溜まてしまっていたなあと感じています。

 

この頃も、

 

「頑張ることで成長できる!」

「うまくいかないのは、自分の努力が足りないからだ!」

 

という風に、うまくいかないことの原因は、

常に自分の中にあって、それは努力で解決できるという風な概念で

物事を捉えていたように思います。

 

本来の自分らしさとは?

自分自身と向き合う為の休息

最近思うのは、「もっと自分自身の声を聞いてあげよう」ということ。

 

なぜ社会人1〜4年目の私が目の前の生活に追われてしんどかったのか?

 

それは、単純に休息が足りなかったから。

 

目の前の忙しさに追われ、睡眠時間もろくにとれず、

家に帰ったらバタンキューで家事すらできない。

 

休日も疲れ果てて、体と心に残るのは、上司からの指摘、そして自己否定感。

 

そんな毎日のストレスを何とかしようと、

休日には温泉に行ったり、好きなカフェで本を読んだり、先輩とお酒を飲んだり、

 

色々とそれなりに対応しようとしていましたが、

 

結局は、心と体の声を聞いて、自分がどんなことを求めているか?

ということに意識を向けていなかったので、

 

何をやっても、常に疲労感が残っていて、

心の底からリラックスできていなかったです。

 

そのように、いつも疲れた状態で仕事と向き合っていたので、

上司からの言葉がとてもキツく聞こえたり、

 

成長の為の指摘を、被害妄想のように捉えてしまったり、

 

そういう風に、悪循環に陥っていたんだなあと今では気づくことができます。

 

どれも、私が疲れていたから、

そして、疲れているがあまり、自分の生活を整えることすら出来ていなかったから

その当時の人生は、あんまりスムーズにいっていなかったと思います。

 

そんな過去を経験したからこそ気づいたことでもありますが、

自分らしさ、自分らしい生き方を見つける為には、

 

まず休養をしっかりとること!!

 

休養がとれない仕事、生活環境、人間関係は

自分らしさを奪う原因だと思います。

 

なぜなら、それら全ては自分の声を聞こえなくするノイズだから。

 

ノイズに囲まれている生活を続けていると、

判断基準が自分の心の声ではなく、

 

身近にいる人や、世間の前提、誰かが作り上げた価値観によって、

小さな選択を積み重ねてしまうように感じています。

 

もしくは、自分の心の声は聞こえているのに、

その声に従って判断することを恐れ、

 

誰かからの承認を待ってから決めたり、

 

誰かに否定されるのが怖くて、

その行きたかった道に進めないパターンもあるのではないでしょうか?

 

同じ職場で、同じような生活環境を送っている人が、

もし自分よりも人生を身軽に生きているように見えるのであれば、

 

きっとその人は、自分の心身の健康に意識を向け、

自分を幸せにすることは何か、すでに知っているからなのかもしれません。

 

休息をとってから、ようやく聞こえる心の声

もし、あなたが目の前のことに精一杯で、

とても人生に楽しみを見つけられず、悲観的になっているのなら、

 

まずは先ほども書いた、休むことが一番大事!

 

でも、仕事をしながら、休むことが出来ない状況・環境にいるなら、

思い切ってそこを抜け出すことも、時には必要だと思います。

 

慢性的な疲労の中で生活するということは、本当にしんどいはず。

 

有給消化、休職、退職、転職、無職の時間を作る・・・

 

どれも、行動を起こすには勇気がいることですが、

行動を起こせるのは、まだ自分の心の奥底の声が聞こえているから出来ること。

 

自分の意思で、物事を変えられるうちに、

一歩進んで、SOSを拾って、休息を取ることが大事です。

 

休息を取る中で、最初はきっと、何もしたくない、出来ない。

そんな何にも生み出せていない自分を否定してしまうこともあるかもしれません。

 

でも、それでいいんです。

 

何も出来ない時間が長く続くかもしれませんが、

それは、体も心も、今までの頑張り=溜めてきた疲れがある証拠。

 

それが少しずつ抜けてきた頃には、

少しずつ、何かしらのサインが聞こえてくるはずです。

 

それをノートなどに書き出して、可視化していくことが次のポイント。

 

自分が落ち着く瞬間って何だろう。

幸せを感じる瞬間、モノ・コト・ヒトは?

 

逆に・・・

 

自分を苛立たせる要因って?

思い出すと不快になるようなトラウマは?

 

ふと気づいたトピックを書いては、

そこの記録から本来の自分らしさを客観的に見つけることが出来ます。

 

私は、マニラへ転職し、体調が優れず、ビザの問題に巻き込まれ、

ものすごく自己否定をしてしまっていた後、

 

上記なような方法を使いながら、自分と向き合う時間を多く作りました。

そして、環境をガラッと変えて、休息を取るために、トルコへやってきました。

 

出来ない自分を責めるより、実行に移せた過程を褒める

私は今まで、苦手なことを克服するためには、

努力を続けることが必要だと思っていました。

 

でも社会人になって早々、心身の健康を損なう中で、

無理をしすぎることの怖さを痛感しました。

 

苦手なこと(仕事や人間関係)が多い環境で、無理をしていると、

自然に自己否定をしてしまうし、

 

失敗を恐れて、完璧を求めると思います。

 

そうする中で、どんどん自分の枠が狭まり、

やりたいこと、将来の目標、夢が出てこなくなるかもしれません。

 

でも、もし失敗=変化を恐れずに、自分の心と対話して見えてきた、

自分らしさを生かした、仕事・生活スタイルを追い求めていれば、

 

どんどん心も体も身軽になって、

 

たとえ困難なことが起こっても、

自分が信じて進んできた道なんだと思うことができます。

 

私は、トルコに来てから、

 

自分のダメだなあと思っていた部分と向き合い、

何でそう思うのか、どうすれば改善できるのか、

 

時間をかけて考え続けました。

 

私は、割と極端な性格で、

 

白か黒かはっきりさせたい、

筋が通っていないことは許せない、正義感・責任感が強すぎる、

計画的に物事が進まないとイライラしてしまう、

 

など、トルコ人の国民性とは真反対?な感じだったのですが、

そういう自分の嫌だなあと思う性格や考え方の癖を直したいと

ずっと思っていた自分に気づきました。

 

だから、トルコで生活する中で、

最初はものすごく情緒不安定だったし、

パートナーの彼にもたくさん迷惑をかけてきたと思います。汗

 

でもそういう嫌な自分をまずは知って、受け止めて、

改善したいと思っていることを紙に書き出すうちに、

 

目の前にそういうシチュエーションがやってきました。

 

(特にありがたいことに、トルコでは私に足りないおおらかさ、

柔軟さ、楽天的な考え方を持っている人と多く出会います。)

 

そして、どう対処するかは、あなた次第!

という感じで、試されているなあ〜と思う瞬間があるんです。

 

うまくいかなかったら、また次に挑戦すればいいし、

うまくいったら、よしできた!と自分を褒めてあげています。

 

その積み重ねで、今まで自己肯定感が低かった私ですが、

 

今では、自分の嫌な部分も含めて、

私は、私のことが好きだなあ〜とようやく思えるようになりました。

 

まとめ

自分の心に素直になれたことで、

今まで、気にしていた他人からの目もあまり気にならなくなった気がします。

 

何より、自分が自分を認めて、好きでいることって、

周りにも伝わるんだなあ〜と強く思うように。

 

最近、友人と話す機会があり、

Youtubeを見てくれたフィードバックに、

Naoちゃんが今とても幸せなのが伝わって嬉しい!

 

と、なんとも嬉しい言葉を頂きました。

 

あ〜遠く離れていても、

私のことをそういう風に感じてくれたんだなあと思うと、

本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいに。

 

今まで私は、他人軸で物事を考えることが多く、

フィリピンでのボランティア活動などに積極的に取り組んできた中で、

誰かの幸せが私の幸せになる!という信念を持っていました。

 

もちろん、それは一つの価値観でもありますが、

 

最近は、私自身が幸せを感じて生きるからこそ、

ゆとりある生活・考え方が生まれて、

 

身近な誰かや、ご縁のある人たちの為に

何か貢献できるのだろうと思えるようになりました。

 

今はコロナ禍で、ある程度行動制限がかかり、

自分の暮らしにフォーカスできるいいチャンスだと思っています。

 

人と会う機会が少ない分、ノイズを減らして

自分ととことん向き合う時間を作ることができるのではないでしょうか?

  

自分の暮らしや、思考の癖を見つめる時間を持っていれば、

頑張りすぎている自分にも気づけて、自分の為に少し休もうと思えるし、

 

しっかり休むことができたなら、

リラックスした精神状態から新たなひらめきが生まれたり、

身近な人に優しくできたりすると思います。

 

だから、もし今、

疲れているなあと思っている方がいらしたら、

 

あなた自身の為に、周りの目を気にせずに、しっかり休んでください。

 

頑張りすぎないことは、あなたらしさを見つける方法でもあると私は信じています。

 

120%以上のエネルギーを使って生きていたら、

いつか必ずそのエネルギーを使い果たしてしまう時がきてしまいます。

 

だから、人生長い目で見て、持続可能なスピードで、

一歩一歩進んでいったら、きっと幸せなんじゃないかなあと思った

今日の私でありました。笑

 

トルコに来て、感じたこと、素敵だなあと思ったことなど、

これからも発信していけたらと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🌿

 

最後に、私のYoutube最新動画と彼が作った動画を貼っておきます。

私たちのトルコ・ボドルムでの暮らしに興味がある方、ぜひご覧ください!✨

Nao

 


【トルコ日常VLOG】朝のお散歩🚶‍♀️ | トルコのパン屋さん紹介🥖| ボドルムのビーチでピクニック🏖

 


The reason why we are living in BODRUM, TURKEY.

 

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