NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

村の家にやってきました!👩‍🌾 オリーブのお世話と終わらぬ草刈り💦

 

みなさん、お久しぶりです!

 

現在、フェティエ近郊の村に滞在中です。

オリーブや新しい家の確認作業のためにやってきました。

 

まだ家具家電は揃っていないし

電気や水道もないところから始まったので

ここまで進んだだけでも感謝の気持ちでいっぱい🌱

 

完成した家の中の様子も写真に残せたので

今までの経緯や大変だったことも含めて、記録に残せたらと思います✏️

 

私たちの家は、普通の家とは違う作りで

半分プレハブ、半分普通の家のような素材でできています。

外観はこのような感じ。
まだバルコニーや、屋上へ続く階段部分、窓の外枠工事、
グレーの部分の色塗りの仕上げが終わっていません。

 

自然に囲まれたエリアなので、

極力コンクリートを使わずに、駐車場エリア・家の基礎工事を行いました。

 

リスがいるような綺麗な自然が残る場所です🐿

 

昨日会ったご近所さんとは、

トルコのアルプスといってもいいくらい、綺麗な山々に囲まれていて、

山頂に雪が残っているのが本当に美しいよねとお話ししたくらい✨

 

周りには農家さんがぽつりぽつりと住んでいますが

桃やオリーブ、とうもろこし、小麦を育てているので

どの農家さんも広大な土地を管理しています💡

 

近くには、Tlosの遺跡やサクルケント渓谷もあるので

夏には多くの観光客も通り、賑やかになりそう!

 

私はこの地域に入った瞬間、ここがいい!と直感で思ったくらい

空気の新鮮さ、心地いい風の音、鳥のさえずり、地域の人の笑顔の温かさに

一瞬で虜になってしまいました☺️

 

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去年の9月にイズミルのアパート1室が売れ、

その資金を使って土地を購入・小さな家を建てることになりました。

 

家の工事をお願いしたのは、お姉さんの紹介で知り合った職人さん。

約280万円ほどの見積もりのもと、家を建てることになりました。

(そのほかの工事代は含まれていないので、全てを含めると400万ほどでしょうか...)

 

ただ今現在のリラの値段で言うと倍近くまで値上がりしているので

値段はあまり参考にならないかもしれません...

 

職人さんは、最初はとても愛想も良く、

私たちのイメージに合わせて設計図を書いてくれ好印象でしたが...

 

次第に本性が見えてきたんです😅

 

私たちが家の基礎工事を始めたのは、2022年の12月。

当初は、2023年1月末には完成するというスピーディなスケジュールでした。

 

私たちはその頃フィリピンに滞在していたので

WhatsAppでテレビ電話をしながら、進捗状況の確認。

 

ただフィリピンから帰ってきた1月末には工事は終わっておらず

私たちが実際にフェティエに滞在して、その後の様子を見守ることになりました。

 

フェティエでは、お兄さんの家に1ヶ月半も滞在させてもらい、

工事や内装のスケジュールの調整を見守りましたが

ちょうど2月にあった大地震の影響もあり、全然終わらず、、、

 

なぜ事前に建設計画を立てて

資材の準備や工事に来てくれる職人さんに声をかけておかないのか...

時にはイライラすることもしょっちゅうありました^^;

 

ただ、ここはトルコ。

イライラして喧嘩してしまったら、そこで逃げられて終わりなんてこともあります。

 

そのため、建設費用は一括で払うことは絶対にせず

段階ごとにチェックをし、完成したら払うという感じで、分割で支払いました。

 

なんとか家の内装工事、屋上とバルコニーのタイル貼りまで終わったところで

私たちは仕事の都合でボドルムへ戻ることに...

 

しかしこの後から、職人さんと音信不通になってしまったのです💦

 

最後の方は、あまりの仕事の遅さに

彼もついに怒りを抑えきれず、結構プッシュしてしまったみたいなんですね。

 

というのも、職人さんは私たちの家の工事以外にも

複数の建設現場へ通っていて、そのせいで私たちの家の時間を作れないそう。

 

でもそれならそれで、最初から言ってくれればよかったのに

私たちとの契約を結んだ後に、幾つもの仕事を同時に請け負ったみたいなんです。

 

私たちは現在ボドルムに生活があるので

行ったり来たり、片道3時間半ほどの道のりを経てチェックに来るには

かなりガソリン代もかかるし、頻繁には来れません。

 

あと残っているのは、バルコニーや窓の外につける鉄柵くらいではありますが

音信不通にされ、彼の電話に一切答えなくなったので、逃げられたも同然。

 

幸い、最後のお金はお支払いしていないので

これ以上勝手に逃げても、損するのは職人さん💦

 

トルコのハイパーインフレには終わりが見えず...

工事にかかる資材の費用も、契約を結んだときと今とでは全く違います。

 

なので、資材の値段を見る限り

お願いしていた職人さんに利益はほとんど出なかったのでは?と思うほどです。

 

トルコ人の彼や彼の家族のサポートがあって

ようやく住めるまでにはなりましたが、大変な道のりでした。

 

また、工事で出るゴミや

工事中職人さんたちが、タバコの吸い殻やタバコの箱、

食べたものをポイ捨てする始末で、家の前がゴミ置き場になってしまっていました💦

 

何ヶ月もの間、そういったゴミが放置され

風や雨で吹き飛ばされ、土地内にゴミを見つける度に悲しい気持ちになりましたが

 

今日、彼と協力して土地を回りながらゴミ拾い!

 

オリーブの木々も花が咲き始めて、順調に育っているかと思いきや

くもやカタツムリの住処になっていたり、葉の部分が病気になっていたり、

やはりお世話が必要な季節だなと実感💡

 

他の農家さんにアドバイスをもらいながら、適切な薬をまく作業も行いました。

(将来オリーブの木々が元気になったら、オーガニックな栽培へ移行したいです!)

夏を感じる暑さのもと、約120本の木々に薬をまきました。

草もボーボーに生えていて、歩く道が塞がっていたので
私はカマを持って草刈り💪
(木の半分の高さまで草で埋もれていました💦)

するとご近所さんがやってきて、
かった草を羊の餌にもらってもいい?と聞いてくれました。

私たちは動物を飼っていないので、草が枯れるの待つしかなかったので
もらってくれてめちゃくちゃ助かりました✨

 

最後に、今の家の中の様子を少しばかり記録に残せたらと思います!

こちらがリビング・ダイニングスペース。
ダイニングテーブルは置かず、三人がけのソファ2台とテーブルを置いています。

このソファはベッドにもなるので、今はベッドに変えて寝ています。
薪ストーブと、冬の余りの木々も置いています。

テレビは、薪ストーブから少しスペースを開けて置こうかと考え中。

キッチンは、横に一直線なデザイン。

棚のデザインは、安く抑えるために
元々値段に含まれていたシンプルなものを選択。

キッチンタイルは、棚の白黒の色味に合わせて
白のタイルに黒淵のものを選びました。

冷蔵庫と食洗機がないので今は空いていますが
冷蔵庫は夏の終わりに中古品を買おうと考えています。

食洗機は、正直無くてもいいかなと思うので
空いているスペースにゴミ箱を置こうかと💡

今はこのソーラーシステムを使って、電力を賄っています。
まだソーラーパネルは設置できていないですが
太陽光発電で、洗濯機や冷蔵庫も使えるように改造予定。

もう一つの部屋は、寝室兼仕事部屋として使う予定です。
ベッドをようやく注文しました。

あとはクローゼットを設置して、少しずつ衣類も置いていきたいと思います。
仕事用の机は、ボドルムから運んできます💪

洗面台。
この横に洗濯機を設置予定!

まだタオル掛けもないですが、少しずつ揃えたいと思います🙇

トイレ、シャワー、バスタブエリア。

シャワーキャビンがまだ付けられていないのと
私の希望でバスタブを奥に設置予定です💪

 

・キッチン&リビングエリア

・寝室

・トイレ&シャワー室 

 

のみの小さなお家ですが、タイニーハウスよりは広々という感じでしょうか💡

 

ゲストルームを作るのにもお金がかかるので、今は保留中。

 

将来的には、タイニーハウスを買ってゲストルームに使いたいですが

まずはオリーブを育てて、生活費を賄えるようになってからですね💪

 

少しずつ地域の方々との交流も増えているので

農業や暮らしに関して教えてもらいながら、新しい生活をスタートさせたいものです😊

 

不便さを楽しみながら、少しずつ新しい暮らしへシフトしたいと思います🌱

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺️

 

Nao

 

 

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