NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

【有期契約社員】契約途中で急に解雇されることになりました💦

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

タイトルの通り、実は約2週間前に会社から連絡があり

本日をもって、会社都合の解雇をされることになりました...

 

突然すぎて、通知された時は一瞬頭が真っ白に💦

 

コロナ禍での経営難が原因で、

私含む全ての在宅勤務スタッフが、整理解雇されることになったようです。

 

でも、突然の解雇通知っておかしくない?と思い、

5/31付で解雇されるのは受け入れつつも、労働基準法を色々と調べてみました。

 

昨今、コロナ禍でリストラされるケースは少なくないと思います。

もし同じようなケースで解雇通知が来た方の参考になれば幸いです。

 

 

 

雇用形態・解雇の理由

私は有期契約社員として、2019年5月から約3年間

契約更新をしながら、在宅勤務のスタッフとして勤めてきました。

 

毎回1年間の雇用契約で、

最近は、2022年4月1日〜2023年3月31日までの契約を更新したばかり。

 

契約を更新した以上、もちろん今年度も今の会社で働けるものと思い

一時帰国の準備もしていたし、経済的な不安もありませんでした。

 

けれど、それが急遽転職先を探さなければならない状況に💦

 

解雇の理由としては、

コロナ禍の経営難で状況回復ができず、リストラが必要になったとのこと。

今の業務を別の会社に移行する(買収される)ことになったようです。

 

確かにコロナがパンデミックになってから、

いろんな会社が倒産してしまう中で、なんとか運営してきたのだと思います。

 

私自身も仕事をしながら

人員をカバーするために、1人で行う業務が増えたり・変わったり

というのは経験していたので、業績が悪いのは気づいていました。

 

ここまでなんとか継続して雇って頂いたことに、

まずは心からの感謝です。

 

そして、トルコからでも働ける機会を頂いたことは、

私にとってライフスタイルをガラリと変えられたきっかけでもあるので、

 

リモートワークという働き方を通して、新しい仕事の仕方も勉強になったし、

ライフワークバランスを見直す、本当に貴重な経験でした。

 

突然の解雇通知に疑問

でも、いきなりの解雇通知っておかしい!と思いました。

 

労働基準法などの知識は全くなかったですが、

今までの人生で解雇されたことがなかったので、念の為自分で調べてみることに。

 

私に解雇通知が届いたのは、解雇日の13日前。

 

労務管理に関する知識が全くない中、

Googleで色んなワードを検索にかけながら、参考になる記事を探しました。

 

検索したワードは、

 

「有期契約社員 リストラ 突然」

「有期契約社員 解雇」

 

など。

 

すると、たくさんの事例とともに記事が出てきました。

 

私は結局、厚生労働省から出されている資料をもとに調べてみることに。

https://www.mhlw.go.jp/content/000843576.pdf

 

上記のPDF『3. 解雇・雇止め』という所から

私の解雇に関することでおかしい所がないか見ていきました。

 

有期労働契約(期間の定めのある労働契約)の解雇の場合

以下引用文は、上記のPDFファイル7ページ目から抜粋。

 

★解雇の効力

やむを得ない事由がある場合でなければ、契約期間中に解雇できません。

期間の定めのない労働契約を結んでいる場合の解雇よりも、解雇の有効性は厳しく判断されます。

 

●法令 (労働契約法第17条第1項)

有期労働契約については、やむを得ない事由がある場合でなければ、契約期間が満了するまでの間に解雇することはできません。

 

調べてみてよかった〜と少しホッとしました。

 

いきなり解雇通知をされて、5/31付で仕事終わりですなんて...

今まで会社に対する不満がなかっただけに、とても残念です。

 

自己都合の退職にしても、前もって人事や上司に相談しますもんね😅

 

★解雇の手続

やむを得ず解雇を行う場合でも、労働基準法に従って、30日前に予告を行うことが必要です。 予告を行わない場合には解雇予告手当を支払うことが必要です。

 

●法令 (労働基準法第20条)

解雇を行う場合には、解雇しようとする労働者に対して、以下のことをしなければなりません。

少なくとも30日前に解雇の予告 (予告の日数が30日に満たない場合には、その不足日数分の平均賃金を支払う必要があります。)

予告を行わない場合には、平均賃金の30日分以上の解雇予告手当の支払

 

私の場合は、解雇を行う13日前に通知が来ました。

 

労働基準法第20条では、少なくとも30日前に解雇の予告が必要とのこと。

解雇13日前の通知は、不当と考えられます。

 

よって、今回は解雇予告手当が支払われるべきではないでしょうか。

 

★有休の消化

私の場合、約3年間務めていて無欠勤だった為、

有休が15日間ありました。

 

今まで使ったこともなく、

使うタイミングもなかったので丸々残っている状況です💦

 

本来年次有給休暇は、労働基準法第39条により、

原則として、休養のためでもレジャーのためでも利用目的を問わず取得できる

とあります。

 

急な解雇通知=有休消化をする余地もない状況で本当に残念でなりません💦

 

しかし、会社に異議を申し立てたので

今のところ、15日間のうち6日間だけは取得できそうです。

 

残りに関してはもうあまり希望がないですが...

 

とりあえず後悔がないように、解雇される前に

お給料や解雇予告手当の受け取りに関して、会社とできる限り交渉してきました。

 

あとは私含む他のスタッフさんの異議申し立てに対して

会社がどう対応するか、という問題なので運に任せたいと思います💦

 

まとめ

以上、私の解雇状況についてのご報告でした...😭

 

完全在宅勤務/フルリモートと呼ばれる仕事って、

コロナ禍でかなり需要が増えていると思います。

 

また海外在住の方で、日本企業と業務委託という形態で契約を結んだり

契約/正社員として働くという方法を選ぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

過去にブログやSNSを通して、

リモートワークについてご質問くださった方々もいらっしゃったので、

残念なご報告とはなってしまいましたが、今回共有させていただきました。

 

私の場合、コロナ前の2019年から今のリモートワークを続けており

パンデミックでトルコがロックダウンになった時も、働くことができました。

 

これまで3年間、働くチャンスをくださった会社の皆さんには

とても感謝の気持ちでいっぱいです。

 

正直急な解雇で気が動転しそうになりましたが、

これもきっと、何かのメッセージなのかなと思います。

 

今はそんなに悲しい気持ちはなく、わりと前を向いてスッキリしています🌿

 

今までの3年間で得た経験や新しいオンラインでの働き方を生かし、

今後もオンラインで働ける職種というのが第一希望です。

 

ちょうど副業やキャリアチェンジについて考え始めた時期だったので

いいタイミングなのかもしれません。

 

彼にもすぐに解雇の話をしたのですが、

 

彼のバイク事故といい、私の解雇といい、

メッセージが降ってきてるねぇと言っていました😅

 

私も本当にそう思います。

 

人生順風満帆だけでなく、

ある程度ストレスのかかる出来事があってこそ、

人として成長するチャンスがあり、バランスが取れるのだと思います。

 

私たちカップルとしても、次に進みたいゴールがあるからこそ

こういう不運とも言える出来事が起こり、

 

改めて人生で何を大切に生きていくのかを考えさせられます。

 

だから、私はこの解雇に対して悲しみにくれるのではなく

キャリアチェンジのいい機会として捉え、転職活動に励みたいと思います💪

 

今後皆さんにいいご報告ができるように頑張ります!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは、また〜(^^)/~~~

 

Nao

 

 

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