NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

コロナの次はサル痘...?😫 外務省からの連絡まとめ

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

6月から水際対策の緩和があるということで

コロナの状況も落ち着いてきたなぁという矢先...

nomad-life-in-turkey.hateblo.jp

 

昨日5/23に、外務省からメールが届きました。

最近ニュースでも話題になっている、「サル痘の発生状況」についてです。

 

海外に渡航される方は、渡航前に外務省のたびレジに登録する

もしくは、3ヶ月以上の長期滞在になる場合は、

在留届の提出をしておくよう推奨されています。

(外務省 海外安全ホームページ)

 

今回のような感染症に関することや世界情勢・治安情報など

重要な連絡(安全情報等)がメールで届くのでオススメです。

 

また、万が一犯罪等巻き込まれてしまった場合など、

緊急時の連絡、安否確認、支援などが受けられるとのことです。

 

私自身、トルコに住み始めてから在留届を提出していて、

イカメット更新のタイミングで、滞在日も変更するようにしています💡

 

では早速、今回外務省から連絡が来た「サル痘の発生状況」について

まとめていきたいと思います✏️

 

 

 

コロナの次はサル痘...?😫 外務省からの連絡

www.anzen.mofa.go.jp

 

5/23、外務省から上記「サル痘(とう)の発生状況」に関するメールが届きました。

 

コロナの感染状況が落ち着いている時期なので

これから渡航を検討される方も多いと思います。

 

ニュースでも報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが

外務省からの一次情報として、ブログに要点を書き残したいと思います。

 

サル痘(とう)の発生状況

世界保健機関(WHO)による発表 (5月21日時点)

 

サル痘ウイルスを風土病としない計12か国から、サル痘ウイルスの症例が報告されている

   豪州、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポルトガル、

 スペイン、スウェーデン、英国、米国

 →92例の陽性確定、および28例の疑い

 

今後更に非流行国にも症例が拡大する見込みとの見解

 

サル痘(とう)とは

サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患

4類感染症

 

主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、
自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われているが、現時点では不明である。

稀に流行地外でも、流行地からの渡航者等に発生した事例がある。

症状は発熱と発疹を主体とし、多くは2−4週間で自然に回復するが、
小児等で重症化、死亡した症例の報告もある。

※国立感染症研究所HP冒頭より引用  『サル痘とは

 

私は医療用語に詳しくないので、

4類感染症という言葉の意味がわからなかったので調べたところ、

 

4類感染症=診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届出が必要である

 

とのことでした。

 

主に、動物を介してヒトに感染するものが分類されます。

 

例)E型肝炎、A型肝炎、黄熱、Q熱、狂犬病、炭疽、

   鳥インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1)を除く。)、

         ボツリヌス症、マラリア、野兎病など。

 

感染経路

<感染した動物からの場合>

●感染動物に噛まれる

●感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触

 

<感染したヒトからの場合>

●感染したヒトの血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触

●感染したヒトとの性交渉

 

症状

●潜伏期間は5~21日(通常は6~13日)

●致死率は数%~10%

 

<初期症状>

●発熱、悪寒、背中の痛み、筋肉痛、リンパ節の腫れ等

 

<発熱後1~3日>

●特徴的な発疹が顔や四肢に現れ、口の中や性器、目にも発疹が現れることがある

 

予防法

<家庭・市中における感染対策>

発熱、皮疹があり、サル痘ウイルス感染が疑われる場合の対応は下記の通り。

 

●マスク着用

●咳エチケットを守り、手指衛生を行う

●使用したリネン類や衣類は手袋などを着用して直接的な接触を避け、

 密閉できる袋に入れて洗濯などを行い、その後手洗いを行う

 (過去に患者が使用したリネン類から感染した報告がある為)

 

<病院での診断や疑い症例における感染対策>

 ※確定患者および疑い患者に対しては、

       飛沫予防策、接触予防策を取る必要があるとのこと。

 

なぜ今サル痘ウイルス感染が懸念されているのか?

今回懸念されているのは、

2022年5月に、海外渡航歴のないサル痘患者が英国より報告されて以降、

欧州、米国等でも患者の報告が相次いているからだそうです。

 

サル痘は、1970年に現在のコンゴ民主共和国で初めて報告されてから、

アフリカ中央部から西部にかけて発生してきた感染症ですが、

過去に、アフリカ以外の国で発生してきた事例もあります。

 

<2018年・英国>

●ナイジェリアからの帰国者2例

●その患者に対応した医療従事者1例

 

<2003年・米国テキサス州>

●ガーナから輸入されたサル痘に感染したげっ歯類が原因の例

 

げっ歯類の輸入動物が動物販売業者でプレーリードッグと接する

その後ペットとしてプレーリードッグが販売される


ペットのプレーリードッグを介して47例のヒトへの感染

 

 

過去の症例をみる限り、

アフリカ地域で感染し、他国へ移動したヒト or 動物が

アフリカ以外の地域で発症したのが分かりますが、

 

今回は、海外渡航歴のないヒトからの症例ということなので

すでに各国での感染経路を特定する前に広がっている感じですよね💦

 

自然界・動物との距離感について考える

最近、YouTubeでたまたまTBSの下記のニュースを見たばかり。

 


www.youtube.com

 

人類共通感染症が起こってしまう原因として、

ブッシュミート(野生動物から得る食肉)の存在があげられていました。

 

現地の人は、豊富なタンパク質源として考えている為、

もはや食文化の一部にもなっていて、市場から無くなる事はないでしょう

と言っているのが印象的でした。

 

しかし素手で食肉処理をしている為、

動物の体液や血液がヒトの体にも付着してしまいます💦

 

このニュースを見て、地球上でいかに人間の人口が増加し

自然や動物たちの命を搾取し続けているのか、考えていました。

 

もちろん各国・各地域での食文化や常識・価値観など違いがありますが、

今後の地球の存在について考えていく中で、

 

・自然をこれ以上破壊しない

・自然界に住む動物を保護する

 

など、自然の生態系を守るために学び、

行動に移していかなければならないと強く思いました。

 

最近Netflixで見始めた、オバマ元大統領が声優で登場する

「The World's Greatest National Parks」というシリーズでは、

国立公園の重要性が語られています。

 

日本の屋久島は、第一話で登場しました💡

 

人間がこれ以上搾取しないよう、

自然の生態系を学び保護する活動について、とても興味が湧いてきました。

 

まとめ

コロナ後にこのような新しい感染症が報道されると、

この数年のパンデミックの経験があるからか、より一層不安を煽られる気がします😓

 

トルコではまだ症例が報道されていませんが、

今はヨーロッパ各地からの直行便も多く出ている為、

トルコで感染例が見つかる可能性もありますよね...

 

まだサル痘に関する知見は限定的であることから、完全に安心はできませんが、

コロナで体に染み付いた予防を続けていけば、大丈夫だとは思います💡

 

手洗いうがいの徹底、人混みにはなるべく行かない、など

引き続き気をつけたいと思います。

 

一刻も早く、このサル痘の感染経路が明確になり

ヒトーヒト感染が限定的に留まることを願うばかりです...!

 

以上、サル痘に関してのまとめでした。

 

最後まで読んでくださりありがとございます。

それでは、また〜(^^)/~~~

 

Nao

 

 

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