NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

トルコでの断捨離記録。シンプル・ミニマルな生活を目指して🌿

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今日は、私たちカップルの断捨離記録を書いていこうと思います✏️

 

今までのブログでも何度か書いてきたとは思いますが、

私たちは将来、トルコの村へ移住したいと考えています。

 

ただ、この夢の本質は変わりませんが、

イメージを少しずつ変えながら方向性を探っているところでもあります。

 

なので、今回はその夢についても少し語りながら...

その夢に向かって必要な「身軽に生きること」を実践するために

断捨離を進めているので、

 

その過程のお話も書いていこうと思います。

 

断捨離をするにあたって、物を捨てるのではなく

「中古品として販売する」もしくは「リユース回収ボックス」に出す!

 

ということをしているので、その方法についても

今後トルコで生活される方の参考になれば幸いです🌿

 

 

 

断捨離を始めた経緯

①彼の離婚後の荷物整理(息子くんの荷物)

私と彼が出会ったのは2017年1月。

かれこれ、もう出会って5年目の仲になります。

 

私は彼と出会った当初から、離婚していたことは知っていたし、

元奥さんや息子くんが今私たちが住んでいる家にいたことももちろん理解しています。

 

でも、初めてボドルムにやってきた2019年2月に、

彼のボドルムのお家を訪れ、現状を理解したのです...!笑

 

もちろん、元奥さんの私物はない状態ですが、

離婚後、何年も男一人で暮らしていたというのが丸わかりの、

物が割と散らかっている状況でしたw

 

また、元奥さんの物はなくとも、

息子くんが小さかった頃の洋服も大量にあって、

正直どうしようか...と手に負えないまま2年間くらいは放置していた私。

 

私なりに、

彼と息子の関係性は、二人でなるべく自然なまま進めてほしかったのと、

 

私がボドルムのお家に住み始めて、息子くんの荷物を勝手に整理・処分すると、

 

特に息子くんが週末お家に遊びにきた時に、

家から追い出されたような気がするかもしれない...と想像していました。

 

ただ離婚からもう6.7年は経っているし、

思春期の男の子とはいえど、かなり素直な印象。

 

お父さんには今でもハグをして、距離感がとても近いし、

幼少期に親が離婚をしたことで、

センシティブになっていることもあるだろうけれど

 

それを私の前では見せず、

最初から私のことを拒まずに友達になってくれたとても心の優しい息子くん。

 

だから、時期を見ながら少しずつ私と彼のパートナーシップも

本当に心から受け入れてくれるだろうなというのは感じていました。

 

でも、私は子供の心が不安定なことを

フィリピンの孤児院で活動した経験から想像がつくし、

 

時間をかけて築き上げていく信頼関係が大切だと考えています。

 

なので、去年から少しずつ息子くんが遊びにきた時に、

彼が息子くんに確認しながら、必要・不必要なものを分けていきました。

 

ぐんぐん身長が伸びて、もう彼と同じくらいの身長になってきたので、

服は全然丈が合わず着れない事実を確認。

 

でもスケートボードとか帽子とか、

まだ使えそうなものは持って帰ることになりました。

 

こうやって、少しずつ息子くんの部屋だった場所の荷物の整理を始め、

物置部屋となってしまっていた状態から少しずつ物を減らしていきました。

 

②コロナを機に経験した強制的なSTAY HOME

2020年3月。

中国だけでなく、あらゆる国でコロナが流行り始めましたよね。

 

トルコでも2020年4月頃から外出規制や県をまたぐ移動規制が出たりして、

しばらく家にこもる生活が続いたことをきっかけに、

家を安らげる空間にしたいという思いが強くなり始めます。

 

ずっと家にいると、だんだん気になり始めたのが

不必要かもしれないモノの多さ。

 

そして一つ一つのモノが発しているエネルギー。

 

それぞれの人にエネルギーが宿っているように、

モノにもそんなエネルギーを感じ始めました。

 

私はとてもズボラで、掃除や整理整頓がそんなに得意ではありません。

だからこそ、少ないモノ・シンプルな空間に魅力を感じるんです。

 

彼にその思いを話してみたら、同じように感じていたみたいで、

そこから二人のモチベーションがある日に、少しずつ断捨離を始めました。

 

・サイズの合わない洋服はイズミルにいった時に裁縫屋さんで直してもらう

・しばらく着ていない服、使わない靴はリユース回収BOXへ持っていく

 

などして、モノが減り始めると

だんだんと部屋の空気・自分の中のエネルギーが軽くなったのを感じ始めました。

 

③新たな理想に向かって身軽に生きていくため

私の彼は、本当に大きな決断をいとも簡単にしてしまう人です😅

 

もちろん前々から計画をして決断しているのは間違いないですが、

 

私だったらこんな決断何年もかかりそうだけど...

と思うような大きなお金が動く決断でも、

状況を見て最善だと思う方へスピーディに決めていきます。

 

例えば、車をここ3年で2回も変えたり、イズミルの家を賃貸に出したり、

自営業のお店を移動したり...

 

特にコロナ禍で状況が大幅に変化したし、

リラの下落・インフレーションで、生活に余裕がなくなってきたのは事実。

 

その中で、定期的に支払う物を減らし、

定期的な収入が入るように工夫をする、というのは

とても理にかなっているなと思いました。

 

トルコの経済状況は、未だ悪化する一方ですが、

このようなインフレが続く生活、収入がなくなるかもしれない不安 etc...

 

こういう苦難と常に戦ってきた人が多いからか、

みんな工夫をしながら、様々な変化を乗り切っている人が多い気がします。

 

結局そんな彼と過ごして、決断の早さに毎回驚き、

私たち二人の生活もコロコロと変わっていくわけなのですが、

 

二人の価値感が似ているなと思うのは、

私たちは結局、モノや場所に執着はしていないなということだったのです。

 

たとえ、家が変わっても、住むエリアが違っても、乗る車が古くなっても、

私たちが生活で大事にしているものは、

 

最低限の快適さ(家にトイレ・シャワー・キッチン・ベッドがある)と、

どこへ行っても生きていけるし楽しめるという好奇心お互いへの思いやり

かなと思いました。

 

私たちは、コロナがパンデミックになって以降、

イズミルとボドルムの二拠点生活という理想を手放し、

 

村にタイニーハウスを建てて、畑を耕し半自給自足を目指すという

ゴールへと切り替え、新しいイメージを持って暮らしてきました。

 

ところが去年頃から何度も、彼のよき理解者であるお兄さんから、

「君たちは村に土地を買って農業するキャラじゃない!」

と実は言われているのです。笑

 

というのも、彼のお兄さんの奥さん家族が昔からの農業一家。

 

多くの場所に土地を持ち、果物や野菜、なんでも自分たちで作っています。

手作りのオリーブの塩漬けやジャム、トマトソースなどなど。

 

新鮮な畑から入った物を食へとつないでいる素敵な家族。

 

だからこそ、農業の大変さも知っているし、

畑を持つということは、その土地に根付いて長く暮らすということだと。

 


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だから、土地を探して家を建てて...

というのは私たちには合っていないというのです。

 

そんなお兄さんは、

いつも私たちにフィリピンへ行きないさいと言ってくれます。

 

私たちの出会いはフィリピンであり、

お互いに海が近くにある暮らしが心地よいというのを

知ってくれているからだと思います。

 

実際私の彼は、前世が海の中の生き物だったの?と言いたくなるくらい、

何時間でもシュノーケリングやダイビングが楽しい人だし、

 

私は海の中はそんなに得意ではないですが、

砂浜で波の音を聴いたり、景色を眺めたりするのが大好きです。

 


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私にとって、フィリピンは

たくさん挑戦し、悔し涙を流し、辛い気持ちで立ち去った思い出がありますが、

19歳から25歳まで通い続けたほど、縁がある大切な場所。

 

今までは一人でトライ&エラーを繰り返してきたけど、

彼と二人なら、また違う暮らしが想像できてしまうのが面白いですね。

 

彼は今50歳で、これから仕事のリタイアも考えています。

 

いずれ、私たちはボドルムの今のお家を賃貸に出して、

もっと物価が安い、ボドルム近郊の村にある家を探す予定です。

 

お兄さんに言われたアドバイスも参考にして、

 

しっかり農業するというよりは、

家庭菜園くらいの畑が付いている、小さな家にトルコでの生活拠点を移し、

そこで春〜夏の間は、夏野菜を育てたり楽しみながらボドルムでそれぞれ仕事をする。

 

そして秋〜冬にかけてフィリピンの島へ行き、アパートを借りて生活する。

 

そんな暮らしも視野に入れているところです。

 

フィリピンだと日本へ帰る時の距離も近いし、

日本食も簡単に手に入る・英語も通じるというメリットがありますし、

 

私が留学時代よりずっと興味を持っている、

フィリピンの伝統医療「ヒロット」を学べるかも、

というワクワク感が蘇ってきています。

 

こんな風に、コロコロと計画を変えてしまう私たちだからこそ、

身軽に生きるために、物を減らす必要があるのです!笑

 

今は、ボドルムのお家をAirbnbや不動産会社に賃貸で出すために、

少しずつ不要な家具を中古販売アプリ「Let go」で売りに出したり、

不必要な服や靴・カバンなどはリユース回収ボックスへ持って行っています。

 

トルコの中古品販売・購入アプリ「Let go」

www.letgo.com

 

Let goというアプリは、あらゆる中古品が載せられており、

自分が販売者になることも、購入者になることもできる便利なプラットフォーム。

 

日本でいうと、メルカリみたいな感じでしょうか。

 

結構高額な家具家電、自転車など、

今ではトルコで新品を買おうとすると高すぎて手が出ないので、

中古品で状態がいいものだとすぐに売れてしまいます。

 

車や家までリストにあった時は、正直驚きました😅

 

ちなみに私たちは下記の物を販売しました。

 

・自転車

・ダイニングテーブル/椅子

・3段式のミニテーブル

・ダイビングスーツ

 

逆にLet  goで折りたたみ自転車を購入したこともあります。

 

こうやって少しずつ、手放したいものはLet goで販売し、

少なからず収益を得るようにしています。

 

トルコにあるリサイクル/リユース回収ボックス

各自治体が管理するこのような回収BOXが
住宅エリアの道路沿いによく設置されています。

 

写真や絵にあるように、

洋服・靴・クッション・カーテン類なども入れていいようです。

 

日本だと、中古品ショップに持って行ったり、ゴミ処理場まで粗大ゴミを運んだり、

断捨離をするにもお金や手間がかかってしまいますが、

 

トルコにはこのようなZERO WASTEの考え方があり、

人々も気軽に参加できるのがとても良いところだなぁと思います。

 

私たちは定期的に洋服類は見直していて、

手放す決心がついたモノがあれば、都度この回収BOXへ持って行っています。

 

徒歩で行ける距離にいくつかBOXがあるので、本当に便利。

 

彼曰く、回収BOXで集められたモノたちは専用業者が綺麗にして、

必要な人の元へ届けられるとか。

 

断捨離を通して出てきたものをゴミにしないことで、

罪悪感を減らしつつ、自分たちの空間をスッキリさせることができます。

 

まとめ

今回は、私たちがトルコで行っている断捨離について書いてみました✏️

 

彼と一緒に住み始めて、自分自身のものではなく、

二人の空間にあるモノをどうしていくか、という課題に直面して気づいたのは、

 

断捨離の先にある二人のゴールを明確にすること。

(もちろんゴールは状況に合わせて変わっても良い!)

 

私たちの場合は、将来的に今のボドルムのお家を離れ、

村へ移住したり、フィリピンの島でプチ移住というゴールがあるからこそ、

 

バックパック一つで背負える必需品は残して、

それ以外のモノは整理整頓 or 断捨離しよう!という考えに一致しました。

 

もちろん何でもかんでも断捨離する訳にはいかないし、

自分たちが手放すタイミングで引き取り手がいない時は、焦らずに待ちます。

 

また、現在インフレで様々なモノが値上がりしている状況なので、

断捨離をしつつ、何か買い換えるというというよりは、

 

家の中の不必要なモノを減らして、

必要なモノが整理整頓されている状況にすることが目標です。

 

なのでお洒落な家にする自信はありませんが、

掃除がしやすくて、モノそれぞれに居場所を作ってあげたいなと思います。

 

こんまりさんのNetflixでも観て少しずつ勉強しなきゃですね😹

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

それでは、また〜(^^)/~~~

 

Nao

 

ボドルムにあるBitezビーチをお散歩した日常vlog


www.youtube.com

 

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