みなさん、こんにちは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。
現在は、約10日間のトルコ国内旅行が終わり、
ボドルムのお家でこのブログを書いています。
久々の遠出の後は、疲れてしまいぐったりしてしまいましたが、
少しずついつもの日常に戻ってきたので、旅行記の続きを更新したいと思います。
前回までの旅行記はこちらから↓
nomad-life-in-turkey.hateblo.jp
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今回のブログは、Sığacıkとチャナッカレの旅の後に、
トルコ人彼のお母さんのお家に1週間ほど滞在したので、その時のお話です!
主に彼のお母さんが作ってくれたご飯について書いていきます✏️
イズミルで一人暮らしをする彼のお母さんのお家へ!
Sığacık・Teosの観光を楽しんだ後、
イズミルのBornova地区に住む彼のお母さんの元へと向かいます。
BornovaはOtoban(高速道路)からのアクセスが良く、
Sığacık方面からは1時間半ほどで着くことができました。
ただイズミルは、朝や夕方〜夜にかけてはどこも混み合うので、
時間帯によってはもっとかかるかもしれません。
トルコ人彼のお母さんには、今年の夏にも1回会いましたが、
前回は彼の仕事や、結婚式のお呼ばれでイズミルに来ていた時だったので、
1泊しかせず、あんまり一緒に時間を過ごすことができませんでした。
でも、今回はゆっくりと一緒に過ごせるよう、
チャナッカレへの旅の前と後に約1週間ほど滞在させてもらいました。
彼のお母さんと数年前に初めて会った時は、すごく緊張したのを覚えていますが、
少しずつ簡単なトルコ語が分かるようになってきて、
お母さんと少しずつコミュニケーションが取れるようになってからは、
あんまり緊張することなく、一緒に過ごせるようになりました。
あとは、私と彼は年の差があるということもあって、
彼のお母さんは、私にとってはおばあちゃんに近い感覚。
ばあちゃんっ子な私にとっては、勝手ながら親しみやすい存在でもあります😂
70代後半のお母さんではありますが、耳が遠いくらいで、
家は常に綺麗に保たれているし、料理も毎回丁寧でとっても美味しいです!!
彼のお母さんが作る家庭料理
彼のお母さん(以下、アンネ=トルコ語でお母さん)が作る料理を食べると、
なぜ彼があんなにも食に対してこだわりがあるのか理解できるほど、
アンネの料理は、手作り・新鮮・健康的なんです。
そして、私自身もアンネの料理を食べてから、
ずっと彼女の作るご飯の虜です。笑
だから、いつもアンネが作ったご飯は写真に残して、
自分がご飯を作るときの参考にしています。
あとは、アンネが選ぶ食材一つ一つがとても新鮮で美味しくて、
料理はただ作るだけじゃなく、どんな食材を使うかでもこんなに感じ方が変わるんだ!
というのをいつも学ばせてもらっています。
今回もたくさん写真に残してきたので、
トルコの家庭料理をご紹介したいと思います♪
タルハナスープ
トルコには沢山のスープの種類がありますが、
寒くなってくると、このオレンジ色をしたタルハナスープの時期がやってきます。
タルハナ・チョルバス(スープ)について分かりやすい説明を見つけたので、
下記サイトより引用させて頂きます🙏
タルハナ・チョルバス(Tarhana Corbasi)
地方や作る人によって若干中身が違いますが、タルハナとは豆、小麦、赤ピーマン、トマト、玉ねぎ、赤唐辛子、にんにく、ミントなどを挽いて煮たものにヨーグルトを加えて発酵させ、脱水させてできあがったものを乾燥させた一種の調味料です。トルコ人が中央アジアにいた古代からずっと保存食として作られてきたもので、これに水、バター、少しサルチャを加えてスープにします。時にはひき肉を入れることも有ります。
少し酸味がありますが、栄養たっぷりですので、トルコ人の赤ちゃんたちは離乳食としてもタルハナ・チョルバスを飲んだりします。
参照:
夏が旬の小麦や乳製品などを原料に、冬の保存食として作られているそう。
私も家に、タルハナの顆粒タイプのものをいつもストックしています。
秋から冬にかけて冷え込む朝や、軽く夜ご飯を済ませたい時によく食べています。
年中市場やスーパーでは見かけるので、
そこまで期間限定!という感じではないですが、
やっぱり寒くなってくる時期に食べると美味しさが増しますね😋
今回アンネに作ってもらったタルハナは、
とろ〜りした理想のタルハナスープで、美味しすぎました!!
きっとアンネこだわりのタルハナの素・バター・サルチャがあるのだと思います。
最後にはコショウをかけて、パンやたっぷりのサラダと頂きました。
長時間のドライブで疲れていたので、
タルハナスープと、サラダなどの軽めの夕食がとっても有り難かったです!
レンズ豆のスープ
別日の夜ごはんは、レンズ豆のスープとサラダ・パン。
こちらもしっかりとろ〜りとした食感で、赤レンズ豆や玉ねぎの他に、
ブルグル(挽き割り小麦)を一緒に煮て撹拌したそう!
ロカンタで食べるレンズ豆のスープはちょっと塩味が濃いかな?と思うのですが、
アンネの作るスープはどれも塩分控えめで、素材の味が引き立っています。
人参やカブのサラダ、オリーブ、
タマネギやトマトに葉野菜やハーブを加えた、たっぷりのサラダも一緒に頂きます。
サラダの味付けは、
たっぷりのエキストラバージンオリーブオイルに、
レモンの絞り汁、塩とヴィネガー少々。
このシンプルなサラダのドレッシングも美味しいので、
いつもサラダを食べ終えたら、パンを残ったドレッシンングの汁につけて、
最後まで綺麗に食べています😋
このスープやサラダ以外にも、
後からBiber Dolması(ピーマンにピラフを詰めたもの)や
マッシュルームの煮物も出して頂きました。
食べるのに夢中で、写真を忘れてしまいました💦
ごめんなさい😅
トルコの朝ごはん
トルコの朝ごはんは、野菜やチーズ、オリーブ、パン、はちみつ、バターに加えて、
欠かせないのがチャイ(紅茶)です。
熱々のちょっと濃いめのチャイに、少し砂糖を入れて頂くのが私は好きです。
Sığacıkで購入した、ちょっとピリ辛のÇemenもまた美味しくて、
朝から幸せな気分...
パンは自分で意識して量を調整しないと、
美味しくてついつい食べすぎてしまうので、要注意!!笑
大体いつもふた切れまで、と決めて少しずつ食べるようにしています。
酒さが悪化する原因にもなり兼ねないので、コントロール...😭
数年ぶりにお肉を食べました...!(Karnıyarık&Tavuklu Pilav)
またまた写真を撮り忘れてしまいましたが💦
この後に、Tavuklu Pilav(鶏胸肉のピラフ)も出して頂きました。
↓こんな感じのピラフです。
Karnıyarıkには、中に挽き肉が、
Tavuklu Pilav(鶏胸肉のピラフ)には、鶏胸肉や鶏出汁が入っています。
私はここ数年、お肉は一切食べていなかったので、
今回お肉料理が出てきて、ちょっと食べるのを躊躇ってしまいましたが、
アンネや彼の叔母さんが、私たちのために用意してくれたご飯😭
数年前に見た、いくつかのドキュメンタリー映画を通して
動物搾取や環境破壊の現状を知ったのをきっかけに、
数年間一切お肉は口にしていなかった私。
なるべくお肉や魚を食べずに、
野菜や穀物・豆類中心、乳製品や卵は少しというような
ベジタリアンの食生活を実践していました。
でも今回は、
厳格さやルールを維持するのではなく、時には臨機応変に食事を頂き、
トルコ料理やそれぞれの食文化を楽しんで、美味しく頂こうと決めました!
久しぶりのお肉の味に違和感もあり、とても勇気がいった食事でしたが、
作ってくれた家族に感謝し、美味しく食事を楽しむことができました。
また、自分の思想や考えの厳格さにも気付き、
同時に柔軟性を試すいい機会でもありました。
今後もベジタリアンの食生活は続けていくつもりですが、
沢山の食事ルールを作って厳格化していくのではなく、
時には柔軟に、様々な食文化を受け入れ・楽しむ!
ということも忘れないようにしようと、いい気付きを与えてもらいました。
まとめ
今回は、主にトルコ人彼のお母さんが用意してくれた
トルコの家庭料理を紹介させて頂きました♪
私はトルコに来てから、日本食がとても恋しくなる時期もありましたが、
今ではアンネの作る家庭料理や、ロカンタのご飯など、
トルコ料理に魅了されています。
そして、自炊する料理のレパートリーも、
アンネや彼の義姉さん、ご近所さんに教えてもらったレシピを中心に、
トルコ料理ばかりです!
また、トルコに来てから素材から料理を作ることが増えたので、
改めて、自分の体に入れるものがクリーンであることが分かって、
さらに安心して、食事を美味しく頂けるようになったと思います。
これは日本だけでなく、どの国に住んでも忘れたくない学びです。
忙しさに追われて、もちろん調理済みのものやデリバリーに頼ることもありますが、
出来る限りは、自炊をして丁寧に食事を作ることを実践していきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
それではまた〜(^^)/~~~
Nao
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