みなさん、こんにちは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。
みなさん、いかがお過ごしですか?
あっという間に10月に入りましたね!
トルコ・ボドルムでは、まだ雨が降っていないのですが、
だんだんと風が冷たくなり、朝晩は冷え込みます。
もうすぐしたら、数ヶ月ぶりの雨が降るかな?という感じで、
雨が降ってから、お庭のザクロの収穫をしようと思っています。
そして最近の私はというと...
9月末頃からトルコの歯医者さんへ通い始めました!
というのも、奥歯のかぶせ銀歯が緩くなってきていて、
その間から空気や水が入ると沁みるという状態になっていたんです💦
最初は虫歯かな?と思って、銀歯の下を確認してもらうために行ったのですが、
治療後とんでもない痛みに襲われてしまったため、
少しブログの更新をお休みしておりました💦
これは、トルコの歯医者さんの腕が悪いという訳ではなく、
私が3年ほど前に、違和感を感じていた箇所がトルコにきて悪化したみたいです。
なので、今回は初めてのトルコでの歯科治療について、
値段や対応なども含めてレビューしていけたらと思います!
コロナ禍で一時帰国もできず、海外で歯科治療を始めた私の
不運な日常をシェアさせてください。笑
トルコ・ボドルムで歯科治療開始!
トルコ人彼も通う、ボドルムの歯医者さんへ
海外の歯科治療費って大体保険適用外だし、
それなら日本の保険で、一時帰国の際にまとめて治療をしよう!
そう思っていた私。
けれど、奥歯に被せていた銀歯がもろくなってきていて、
そのあたりが敏感になっているのか、歯がしみてきました。
特に冷たい水でうがいをするときなどに、痛みが走るので、
いつになるか分からない一時帰国を待つのではなく、
ボドルムにある歯医者さんへ行くことに決めました。
何気に人生初の海外での歯科治療!
私が通院している歯医者さんは、
トルコ人の彼も通っている場所で、ボドルムでは結構人気のようです。
日本とは違うトルコの予約・受付事情
日本では、どの歯医者さんへ行っても、(小さな個人の病院でも)
受付のスタッフさんがいますよね。
しかし、今回私が訪れたトルコの私立の病院には、
受付スタッフさんがおらず・・・!笑
私は事前に彼の紹介としてその病院に電話をかけてもらい、
まずは歯のチェックをしてもらうことに。
病院に着くと、先生が2人いる様子。
そして、それぞれの先生が、
自分の担当する患者さんの予約管理や、治療内容を把握していました。
先生たちはパソコン上でカルテを作ったりする様子はなく、
それぞれが分厚いスケジュール帳を持っていて、
そこに自分の患者さんの予約や内容を鉛筆で手書き✏️
(鉛筆使うところが、なんかトルコらしい...!笑)
結構な数の患者さんがいるのですが、全て顔で覚えているようです!
なので、日本だったらまずは保険証を受付に出した後、
問診票を記入してから、呼ばれるまでロビーで待つと思いますが、
私が行ったボドルムの病院では、
入ってすぐに靴をカバーするナイロンを履いて、
靴自体は脱がず、そのままロビーへ。
受付スタッフさんがいないものですから、先生がロビーへ出てくるまで待ちます。
そして、私の彼を見て思い出したのか、
アイコンタクトで、治療室へおいでと呼ばれました。笑
そこで初めて先生に奥歯の銀歯あたりの症状を説明し、
他の虫歯がないかも全て見てもらいました。
ものの数分で全てのチェックが完了。
日本だったら、歯科助手さんが歯の状態をシートに記録していた気がしますが、
ボドルムの歯医者さんには助手さんがいなかったので、
おそらく先生の手帳に記録されていたのでしょう。
歯の初回診察が終わると、いつから治療開始するかの相談。
そこまで深刻な痛みではなかったので、
- 奥歯の銀歯がもろくなっていないか
- 銀歯の下に虫歯がないか
- 銀歯を外し、別の詰め物に変えられるか
そんなことをチェックしてもらうように、お願いしました。
治療は1回で終わるみたいだったので、
先週金曜日に治療してもらうことに決定したのですが...
治療後よくなると思いきや...
1回目の治療開始!
先週金曜、朝一番で歯医者さんへと向かった私。
先生は英語が喋れるので、
トルコ語が全然な私でもコミュニケーションはなんとかなりました。
一応彼が付いてきてくれたので、
何かあればトルコ語でも説明してもらうつもりでした。
治療室に入ると、早速麻酔3本注射。
神経に近い奥歯だから、しょうがない。
まずは、麻酔が効くのを十分ほど待ってから治療開始。
歯医者さんの設備は、日本と変わりはありません。
ただ、唯一違うのは助手さんがいないこと😂
唾液を吸う吸引器みたいなやつは、下の歯に引っ掛けてそのまま。
都度先生がたまに動かして吸ってくれましたw
とりあえず、奥歯のかぶせ銀歯を外して、中を確認。
先生が丁寧に見てくれましたが、なんと虫歯はなく、痛みもなかったので、
綺麗に消毒した後に、新しい白い詰め物を入れることになりました。
実は詰め物を入れる前に、空気をあてて、
痛みがないかも確認してもらっていたのですが、
私の神経が鈍感だったのか、そんなに痛みを感じなかったんですね。
ただ今思い返せば、一箇所だけ空気をあてた瞬間
少し、いたっ!と思った箇所がありました。
でもそこまで気にせずに治療を続行。
30分ほどで、白い詰め物が銀歯の代わりに埋まりました。
治療後に走る激痛!
全てはうまくいった!これで一安心!と
るんるんな気持ちで家に帰った私ですが...
麻酔が切れた3時間後から、奥歯の周りがだんだん痛くなってきます。
神経が敏感になっているから、多少の痛みはつきもの!
と、呑気に構えていた私。
けれど、時間が経つにつれ痛みレベルが上がっていき、
夜早めに休もうとベッドで横になった途端、
痛みが最上級レベルにまでアップ...💦
歯茎の奥が痛いどころか、鼻の奥の神経、頰周りまで痛く、
血流が流れるのを感じるくらい、ドクンドクンと、敏感になってしまいました。
寝ていた方が、痛みが強くなるのはなんで?と調べてみましたが、
それは副交感神経が優位になり、血流が増えるからだとか。
とりあえず、日本から持ってきたロキソニンを一錠飲んでみますが、
全く効かず、人生で初めて痛みで眠れない夜を過ごしました😰
ご飯も治療した方の奥歯では噛めないので、
スープやお茶漬けなどを冷まして食べること数日。
歯に刺激を与えなければ、少しずつよくなってきた感じもあったので、
気分転換に彼と近場のキャンプ場へ行くことに!
しかし、これがまた痛みを悪化させることになるのです...
今日ボドルムのGümüşlükにあるキャンプ場に来ています!
— Nao (@lvst729) 2021年9月28日
キャンプ場から歩いてすぐは、ビーチやレストランがあって、夜は特にロマンティックな雰囲気。
外国人も結構いて、賑わってます✨
Fish Restaurant が多く、ひょうたん型のランプがすごく可愛い🥰#bodrum #Gümüşlük #Turkey #トルコ旅行 pic.twitter.com/z1HhnSsFbj
キャンプ自体はとっても楽しかったです!
しかし痛みが悪化したのは、カフェでギョズレメ食べてチャイを飲んだ後💦
どちらもアツアツなので、冷めてから気をつけて食べていたつもりが、
食後にキャンプ場へ戻る際、激痛に襲われました...
頰を抑えて、なんとか歩いて戻るも、
痛すぎて、椅子に座ることしかできず...
キャンプ場のオーナーさんに相談したところ、
鎮痛剤のパラセタモールをくれました。
薬を飲んでから、痛みは1時間ほどでひいて、なんとか復活。
しかし、このような痛みが5日ほど繰り返されるのはおかしい!と思い、
翌日、また歯医者さんへ行ってきました。
虫歯と思っていたら、神経に問題あり!?
結局のところ、虫歯でしみていたと思っていた歯は、
その奥の神経が炎症を起こしていて、痛みを感じていたようです。
自分は歯に詳しくないので、先生の治療に頼ることしかできないし、
海外でセカンドオピニオンというのも、なかなか難しいですね。
イズミルなどの歯医者さんへ行くのは時間がかかるし通えないので、
彼も信頼している先生だったこともあり、
同じ病院・先生のもと、神経の痛みを止める治療をしてもらいました。
これがまた飛び上がるほどの痛み!!!!
こんな痛みは、正直経験したことがなかったです😂
神経のあたりを消毒して綺麗にしてもらい、
その後、炎症箇所に空気や水などが入らないように
ジェル状の何かで蓋をしてくれたようです。
その作業をする時に、炎症している神経にどうしても当たるので、
当たる度に、痛さMAX!!!
今まで、両膝の手術をして、下半身麻酔や術後の痛みなど経験してきましたが、
神経に触れる激痛というのは今回が初めてでした...
私の祖父が農作業中に目を怪我して、失明し、目の神経を取ったのですが、
その手術なんて麻酔が効いていても、相当痛かっただろうなあ...😭
私の歯の神経なんて、大したことないはずなのに...
などと考えながら、じいちゃんの凄さを思い出すのでありました。
とはいえ、痛すぎて治療後は放心状態に😅
彼に腕を借りて、バイクでなんとか家まで帰ったのでした...
気になるトルコでの歯科治療費は!?
現在のところ、1回目の治療費しか払っていないのですが、
銀歯の取り外し、虫歯チェック、消毒、新しい詰め物などの治療をしてもらい、
合計350リラ。(約4,400円)
歯科治療は保険適用外なので、数千リラいってしまうかな?
と怯えながら、治療を決断していたので、思ったよりは安くてびっくり!
しかし、これで支払いは終わらないと思われます。
2回目の神経の痛み止めの治療は、麻酔を4箇所に打って、
もう1人の先生と共同作業で、何やら難しそうなことをしていたので、
もうちょっと高くつくかもしれません...
また、追加費用が発生したら、このブログに追記したいと思います。
ちなみに、次の治療は、10/11の月曜日。
神経の痛み止め治療が終わり、すっかり激痛とはおさらばな状態ですが、
まだ固いものや冷たいもの、熱いものは食べられません。
そして、激痛はないものの、やっぱり他の歯より弱いなという感覚があるので、
先生と相談して、もう少し炎症が治まるのを待つことになりました。
次の診察で炎症が治まって、歯が強くなっていれば、
もう一度詰め物を入れて、完成の予定です!
そして治療が終わった後に、お支払いとなる感じだと思います。
まとめ
現在も、柔らかい冷めたものを中心にゆっくりと食べている私ですが、
今回の歯科治療を通して、本当に歯の大切さを学びました😅
特に海外生活が長くなるにつれて、
なるべく病院へ行きたくない!と思っていましたが、
予防も兼ねた通院というのはすごく重要だなと思います。
今は一時帰国の目処が立たないし、日本での診察や治療は難しいですが、
幸いトルコでは現地の保険に入っているので、
緊急以外でも、何十%かは診察費や治療費もカバーしてくれます。
また、私が今加入しているトルコのSOMPO JAPANは、
年に1回の健康診断ができる制度があるみたいなので、
今年はちゃんと行ってみようと思います。
歯科治療は保険対象外ですが、
トルコの治療費はそこまで高額ではなさそうなので、
日本の医療保険制度にはかないませんが、
それでも費用を抑えて治療をすることができると、また一つ学びました。
9月末は激痛と戦い、身も心もお疲れモードでしたが、
少しずつ元の自分のペースに戻せるように、
ヨガをしたり、散歩したり、小麦を減らしてお米中心の食事にしたり、
色々と工夫していきます!
皆さんも、くれぐれも健康第一でお過ごしくださいね♪
最後まで読んでくださりありがとうございました!
それでは、また〜(^^)/~~~
Nao
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