NOMAD LIFE IN TURKEY

【トルコ暮らしブログ】

トルコ暮らしの中で気づく、自分はすでに満たされているということ

 

みなさん、こんばんは!

ボドルム在住のNaoです。

 

今日は、私が現在暮らしているトルコ・ボドルムでの暮らしの中で、

最近感じたことついて書いていこうと思います :)

 

 

まずは、ボドルムの紹介!

あっという間に9月に入ってしまいましたが、

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 

ボドルムはエーゲ海側に位置し、風がよく通る街なので、

真夏といえども、案外湿度も30〜50%と低く、

体感温度は日本の夏よりは高くないかもしれません。

 

気温は8月の間は30度〜32度くらいでした!

 

ただ紫外線は強く、太陽のエネルギーをとても強く感じます。

そのため、海が綺麗で、たくさんビーチがあるボドルムには、

国内外から観光客がたくさん訪れます。

 

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エーゲ海の青に、白のお家、カラフルなお花。

ダイビングやボートトリップなどのアクティビティ。

家族やカップル、友達同士で楽しむことができるビーチ。

サンセットを眺めながらいただく、ちょっと贅沢なディナー。

クラブやバーなどで楽しむ夜の時間。

 

私はボドルムに住んでトータル1年ほどになりますが、

本当にボドルムで過ごす夏は、おすすめです!

 

ほとんどの観光客はヨーロッパやロシアからなので、

海外の雰囲気にどっぷり浸かりたい方や、

旅慣れしていて、新しい刺激を求めている方に、とてもおすすめな観光地です!

 

コロナによる観光客激減・・・

しかし、今年はコロナ感染拡大という思わぬ展開となり、

シーズンが始まる5月になっても、

 

主要都市のイスタンブール、イズミル、アンカラなど・・・

都市間での移動が禁止されていたことや、週末の外出禁止令の継続、

飲食店の店内運営禁止・・・カフェはクローズなど・・・

 

経済活動がストップしている状況でした。

どの観光地も、人の往き来がなくなってしまい、大変な時期だったと思います。

 

結局、トルコ政府は6月1日からレストランやカフェ、

旅行・宿泊業などを含めた経済活動のスタートを指示しました。

 

いつもより出遅れたスタートとなりましたが、

一番大事な夏のシーズンの時期と感染拡大のピークを被せないためにも

政府が出した判断はとても適切だったと思います。

 

この頃には、1日の感染者数が1000人前後まで安定し、

同時に1日の回復者数も1000人ほどになりました。

 

ボドルムの現状

経済活動が再開された6月当初は、

本当に観光客を見ることがなく、地元の人が街を歩いている感じでしたが、

 

7月になると、トルコ国内からボドルムを訪れる人が増えたと思います。

 

ボドルムにサマーハウスを持つ人も多いので、

私が住んでいるコンドミニアムにも、

イスタンブールから帰ってきたご近所さんがたくさんいます。

 

私が好きなビーチの近くにも、こんなに素敵なおうちが沢山あって

改めてボドルムの暮らしはスローで自然いっぱいで素敵だなあと思います。

 

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また、彼の仕事の付き添いでいろんなホテルに行きましたが、

その際には、英語やフランス語、ロシア語など飛び交っていたので、

 

7月半ばくらいから徐々に

海外からの観光客もトルコに入国してきたように思います。

 

7月末〜8月頭にかけては、

ちょうどイスラムの犠牲祭による連休がありました。

 

そのため、イスタンブールやイズミル、アンカラなど、

その他の都市から車で旅行にきている人を多く見かけました。

 

レストランは満席、ボドルムの中心街でも沢山の人が・・・!

 

この犠牲祭の間に、少しでも稼いでおこうと

彼もチャンスを逃さないよう忙しそうに働いていました。

 

コロナの感染リスクは高まりましたが、

自営業が多いトルコの観光地では8月は勝負の1ヶ月だったと思います。

 

現在、9月では1日の感染者数が1000→1500人台にまで増え、

この夏のピークシーズンでの移動や交流が

コロナ感染再拡大へと繋がっているように思います。

 

今ある暮らしと向き合うこと

今年は本当に、世界が同時に変化を経験した年だと思います。

 

そして、その変化を受け入れ、新しい日常に進まなければならず、

戸惑いや生活様式の変化にストレスを抱える人も多いはず・・・

 

私も外出禁止令が発令され、日本へのフライトが停止になった時期は

状況の深刻さが増してきて、とてもストレスに感じました。

 

また、何かあった時に、今までのように帰国できなくなったので、

日本がさらに遠く感じてしまいます。

 

しかし、同時に、コロナによる移動の制限がある中で、

私はどこで、どんな暮らしをしたいのか、

どういう働き方を選択し、誰と過ごすことが自分の幸せなのか?

という問いに対して、深く考えるチャンスがやってきました。

 

今までのように国をまたぐ移動が簡単でなくなってしまった以上、

自分が身を置く環境選びは慎重に考えました。

 

日本かトルコか・・・

 

頭を抱えた時期もありましたが、

結局未来を見据えた選択ではなく、

今まで自分が積み重ねてきた選択を信じることにしました。

 

私は日本→マニラ→トルコという風に、生活の拠点を変えてきて、

今トルコという場所にたどり着きました。

 

そして、それは、彼と過ごす日々の暮らしが

私の幸せだと感じているから今もここにいる。

 

とてもシンプルな答えです。

 

コロナが深刻化したことで、現職の旅行業での仕事がどうなるか、

このまま収入が減っていく中で、今のままでいいのか?

という不安はありましたが、それでいいんだと思います。

 

なぜなら、私はすでに幸せだということに気づいたからです。

 

もし、これ以上の利益を追求してしまい、今ある幸せを手放すことになれば、

その選択をしてしまった私の未来には、多少なりとも後悔が残るはず・・・。

 

今はSNS等で、他の人の暮らしの様子を簡単に垣間見ることができますが、

 

SNSやインターネットの世界では、

もちろんその人の“見せたい・伝えたい”情報がたくさん入ってきます。

 

そういう現代の中で、どうしても相手の生活が羨ましくなったり、

自分の生活と比較して、何か物足りなさを感じたりすると思います。

 

私も暮らしの中での気づきを発信していますが、

 

他の人の暮らしや、今帰国できない日本の様子を見ると、

いいなあ〜日本やったら○○できるのにな〜と、

無い物ねだりしてしまうことがあります。

 

特に今のように移動が難しくなってしまった世界の中で、

身動きが取れなくなってしまったような感覚に陥ることも・・・

 

でもそんな話を彼にしていると、こう言ってくれました。

実際に住んでいる場所は違えど、世界は同じだよ。

 

私はその言葉になるほど〜と納得。

 

確かに私は今日本にいないけど、トルコで幸せに生きている。

たまに故郷の海や風の香りを思い出しては、

ボドルムと似ているなあと感じたり。

 

彼の言葉をきっかけに、物質的な違いはあるけれど、

自然界から感じられる、感覚的なもは同じなのかな?

と考えることがありました。

 

だから、遠く感じていた日本も、なんだか近くに感じられるようになりました。

 

まとめ

今世界中の人々が、変化を迎えていて、

その変化を通して、ライフスタイルも変容してくるのではないかと思っています。

 

私の個人的な変化としては、

ブログのタイトルでもある「ノマドライフ」を軸に、

場所や時間にとらわれず、スローライフを実現したいと強く思うように。

 

そして、今のワークライフバランスを崩さないように、

心にゆとりをもちながら、目の前の生活と向き合っていきたいと思います。

 

あとは、変化は必ず訪れるのだから、

その変化に対して寛容に、柔軟になりたいです。

 

そういうなりたい自分像が、

実はノマドライフという人生のテーマと繋がっていたんだと気づきます。

 

案外、問いに対する答えは最初からわかっていたりするのかもしれません。

ただ、答えはわかっていても、それを実現できるかというところが難しいですね。

 

みなさんは、コロナを機に人生にどんな変化がありましたか?

 

****************

 

こんな感じで、日々の暮らしを楽しんでいます!

トルコ、本当にいいところです :)

 

トルコ・ボドルムでの暮らしが気になる方は、ぜひYoutubeをご覧ください!

 


【海外生活】トルコで日々の暮らしを楽しむ / 日常Vlog#6 / Enjoy living the present ~My daily life in Turkey~

  

それではまた(^^)/~~~ 

 

Nao

 

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【簡単ベジ料理】トルコの新鮮な野菜・果物を使った地球に優しい料理🌎✨

こんばんは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今回は私がトルコで実践している、

簡単ベジタリアン料理をいくつか紹介させていただきます。

 

 

プラントベースの食生活を始めたきっかけ

私は、実は2020年に入ってから、

プラントベースの食事へと意識して切り替えるようになりました。

 

それまでは、トルコにいる間に

ケバブやマントゥ、タントゥニなど食べていたし、 

 

日本では、餃子、お好み焼き、唐揚げ、オムレツetc...

肉・魚・卵・乳製品を特に気にせず摂取していました。 

 

ただ、もともと肉・卵・乳製品は食べると

少し気持ち悪くなったり匂いがダメだったりするので・・・

もともと野菜メインのご飯が大好きです! 

 

プラントベースの食生活に意識して変えた理由は、

コロナ期間にNetflixでみたいろんなドキュメンタリーがきっかけです。 

 

スーパーで並ぶ商品の裏側を映像でみて、

今まであまり考えてこなかった or 想像できなかった

動物たちの苦しみ、自然破壊を直に感じることができました。 

 

そして、これ以上動物の搾取に加担したくない、

自然環境を壊したくない・・・という風に思い始めました。 

 

それからは、できる限りヴィーガンと呼ばれるライフスタイルを目指して、

少しずつですが生活を変えていっています。 

 

ですが、完璧にヴィーガンを目指すのではなく、

可能な限り、プラントベースの食品に切り替えています。 

 

一緒に暮らしている彼はナチュラリストなので、加工食品や添加物を嫌います。

お肉も贅沢品と考えているので、たまに外で食べるくらいです。 

 

そういったところで、価値観が似ているので、

 一緒に食事をするときは、彼もプラントベースの食事を楽しんでくれています。

 

トルコで作る簡単ベジ料理 

トルコの外食は、比較的お肉料理が多いので、

サラダやスープしかプラントベース対応のものがない場合もあります。 

 

あとは日本も同じですが、外食だと味付けが濃いので、

やっぱり自炊をメインにするのが健康的ですよね!

 

私はなるべくヴィーガン料理を作るようにしているので、 

家でご飯を作る時は、卵と乳製品も使わないことが多いです。 

 

でも野菜メインだとすぐお腹が空くので、 

主食となる、お米系(ピラフ)やパン、トルティーヤ、豆類を用いて

なるべく腹持ちいいように食べています。 

 

それでは早速ですが、

ズボラな私でも簡単にできたベジ料理をご紹介します! 

 

①超簡単なサラダラップ 

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作り方はもう見たままです!笑

家にある色とりどりの野菜を食べやすい大きさにカットして、

水気を切ったあと、オリーブオイルを少量と塩胡椒で味付けします。 

 

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野菜だけじゃだいぶ軽い仕上がりなので、

マッシュルームを炒めて一緒に入れたり、

ひよこ豆を使った料理(ファラフェルなど)があれば

一緒に挟むとボリュームが出ておすすめです😋

 

 味が足りなければ、マヨネーズを入れたりします。 

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トルティーヤは近くのスーパーで「VEGAN」表記のものを発見!!

12枚入って250円くらいでした。  

 

②5分でできる簡単オートミール 

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これまた見た通りのレシピで、難しいことは何一つありません笑 

 

オートミールを牛乳や豆乳、なければ水で3分ほど煮込みます。

その時に、ドライアプリコットやレーズンを入れて煮込むと

甘みが出て美味しいです!

 

あとは隠し味に、トルコで冬場に定番のホットドリンク、

サレップ(SALEP)の粉を煮込むときに小スプーン2杯くらい入れると

甘みが加わって、味がまとまる気がします。 

 

仕上げには家にあるフルーツをカットして、

シナモンがあればそれをかけて完成! 

 

リンゴはフライパンでシナモンをかけた状態でじっくり焼くと

さらに甘みが出て美味しいです😋 

 

③簡単ワカモレでおしゃれな前菜作り!

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ディナーの前菜や映画見ながらのおつまみにも嬉しい簡単ワカモレ!

アボカド・トマト・玉ねぎ・パセリ・レモン汁・塩胡椒を混ぜただけです✌️ 

 

私は辛すぎるのが苦手なので、

プレーンの味のトルティーヤチップスを添えました。 

 

トルコではアボカドが高いので、頻繁には買いませんが、

たまにはメキシカンな気分やなという日に作ったりします。 

 

④家族みんなでベジタリアン料理! 

ピラフ・クルファスリエ・サラダ・ヨーグルト・トゥルシュ

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これは彼のお兄さん家族のお家に泊まりに行った時、

お兄さんの奥さんが仕事帰りのたった1時間弱で作ってくれた料理です。 

 

*人参やエンドウ豆の入ったピラフ
*クルファスリエ

(豆をトマトペースで煮込んだもの)

*グリーンサラダ

(バルサミコ酢とオリーブオイル、レモン汁でいただきました!)

*ヨーグルト

(ミントと塩で味付け)
*トゥルシュ

(野菜のピクルス。とっても酸っぱいです!私は苦手・・・笑)

*パン 

 

彼の親戚のお家や、お母さんのお家にたまに遊びに行きますが、

その都度私がベジタリアンと言わなくとも野菜料理がメインで出てくるので、

トルコの家庭料理では、肉や魚はたまに食べるものなのかな?と思っています。 

 

⑤夏といえばスイカ!簡単なスイカジュース! 

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スイカだけブレンダーにかけても美味しいと思うのですが、

ちょっと味変したかったので、 最近30円でゲットした大量のミントと

レモン汁&レモン皮で作ったミントシロップをスプーン2杯ほど入れて、 

 

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小さくカットしたあと、タネも丸ごと一緒にブレンド!

 

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そしたら、ミントやレモンの風味も合わさって

夏にぴったりのスイカジュースの完成です! 


(すみません、もう9月なのででスイカのシーズンはあと少しですね。笑) 

 

まとめ 

いかがでしたでしょうか? 

 

私は食べることが大好きだけど、ズボラなので、

一人暮らしをしていた頃は、本当に自分で作ることが少なく、

友達呼んで鍋パーティーとかお好み焼きパーティーとかいって

簡単にたくさん作れるものしか作らない人&作れない人でした😂 

 

でも今は彼とトルコに住んでいるので、

やっぱり美味しいご飯を作って喜んでもらいたいなと思っています。 

 

トルコではロカンタ(地元のローカル食堂)に野菜料理が何種類かあるので、

自分の味に飽きた時は、外食したりでトルコ料理の味を勉強をしています!

 

最近は日本にもヴィーガンレストランやカフェ、

代替ミルクのラテなども増えてきているみたいなので、

次帰国した時の食事が楽しみで仕方ないです!

 

私のYoutubeでは、

トルコのスーパーで買えるVEGAN商品も紹介しているので、

よかったらのぞいてみて下さい🌱

 


【海外生活】スーパーでヴィーガン商品探し!in トルコ・ボドルム / 日常Vlog#7

 

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました(^○^)

 

Nao

 

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トルコで学ぶ、リラックスして生きるということ


みなさん、こんばんは!ボドルム・在住のNaoです。

 

今回のトピックは、個性を自信に変えて、

リラックスして生きるということについてです。

 

日々の仕事や人間関係、目の前のことに精一杯で、

リラックスする時間をあまり持ててなかった私が、

トルコで暮らしながら気づいたことを、お伝えできればと思います。

 

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釣りをしている人たちに混じってくつろぐトルコのワンチャン。

 

 

日本で身についた、“見られている”という感覚

私は愛媛の田舎町で生まれ育ち、

近所の人や、友達の親御さん、じいちゃん、ばあちゃんみんな近くにいて

18歳までコミュニティがある場所でいきてきました。

 

だからなのか、良くも悪くも常に人から"見られている"という感覚が育ちました。

世間の常識や、相手から期待されているであろう自分への責任感、正義感、

色々と幼少期に身についたのかなと思います。

 

これはコミュニティで生きる上で、

相手とのコミュニケーションやマナーなど自然に学んだので、

田舎独特の繋がっている感、見られている感、には慣れています。

 

当時は友達の親や先生の車のナンバーも覚えていたので、

帰り道、峠を登って徒歩30分ほどかかる中学校へ通っていた時は、

 

給食で友達からもらったコッペパンをナップサックに隠しながら

口をあんまり動かさずに食べていたのを思い出します。笑

 

悪いことをしたらすぐにバレるような環境だったので、

そんなパンを隠しぐいしているような中学生でした。笑

 

今考えると可愛い話ですが、その当時から誰かに見られている、

誰かに評価されているという感覚を持っていたのを覚えています。

 

パンを帰り道に食べることを行儀が悪いと思っていましたが、

食いしん坊な私は、家に着くまで我慢できなかったため、

パンを隠し持っては食べていたのです。笑

 

だから常に、相手の目を気にして、

いい自分でありたい、嫌われない人でありたいと思っていました。

 

いわゆる八方美人ってやつですかね・・・!

 

この“見られている”という感覚は、

団体の中で浮いた存在になりたくない、

という気持ちの表れでもあると思います。

 

全校生徒60人の小さな小学校で児童会長を務めるほど、

人前に立って話すことや、自分の意見を伝えることが得意だった私ですが

 

マンモス校の中学校に入学した時に感じた、

あの“視線が”トラウマになっていることは、自分が一番わかっています。

 

目立つよりも、周りに溶け込んでいた方が楽だと思ってしまうのは、

日本の学校教育でありがちなことではないでしょうか?

 

空気をよんで、相手軸で物事を考えてしまう癖

社会人になってくると、周りには自分の味方ではなく、

むしろお付き合いするのが難しいような人との出会いもありますよね。

 

そんな時に、相手の機嫌をとって、相手のペースに合わせて

なのに全然うまく人間関係が進まなくて・・・

 

なんて経験をした人もいるのではないでしょうか?

 

特に日本では、その場の空気をよんで、

相手の立場に立った言動をすることが美徳とされることも多いと思います。

 

だから、相手に気を使いすぎるあまり、

職場での人間関係においては悩む方も多いと思います。

 

相手の評価が気になったり、人と比べたりしていると

軸が相手軸なので、相手のちょっとした表情の変化、

言葉のカラー、トーンなど・・・少しのことに気づいては

傷ついてしまう人もいると思います。

 

私は新卒で入社した会社で、人間関係をうまく構築できない上司がいました。

 

常に相手から嫌われていると思うあまり、

次のコミュニケーションに対して怯えたり、

逆にそういう状況に対処できない自分に憤りを感じたり、、

 

本当にその人が軸で私の精神状態が変わるほど、敏感になっていた時期も・・・

 

今、よく聞く言葉では、

HSP(Highly Sensitive Person)という言葉がありますが、

 

私はHSPの症状にかなり当てはまっているので、

もともと感受性が強く、相手の変化にも気づきやすいので、

そこまでメンタルが強くないんだなあと実感しています。

 

でもある時、職場での人間関係がストレスになっているのは、

相手から見た自分、相手からの評価に気を取られ、

いつも相手軸で私を見ていたことに気づきました。

 

そして、今まで日本で身につけてきた、

そういう”見られている自分”に気を取られすぎているあまり、

今住んでいるトルコでいろんな気づきがありました。

 

“見られている”感覚は、違いに対する興味関心

トルコは、アジアとヨーロッパの間で、

いろんな文化をつなぐハブのような場所だと思っています。

 

また、トルコといっても、とても大きな国なので、

トルコの中でも地域ごとに様々な違いや習慣があると聞きます。

 

そして隣国からトルコに難民がたくさんやってきた歴史、現状もあり、

様々な民族が集まる中東の民主国家になっています。

 

そんな多様性を受け入れ、共存しているトルコに住んでいますが、

あまりアジア系の人をみることがありません。

 

私は今、ボドルムという観光地に住んでいますが、

今まで日本人を見たのは1度だけ、中国や韓国人を見たのは数回というほど。

 

そういうこともあって、私はローカルな場所へ行けば行くほど、

めちゃくちゃジロジロと見られます・・・笑

 

まずトルコの人は顔が濃くて、体も大きいし、

アジア人とは見た目がかなり違うので、

私が一人で歩いていても、彼と歩いていても、いろんな視線を感じます。

 

「あ〜自分浮いてる感覚」とちょっと嫌な気持ちになることも・・・ 

 

フィリピンには約2年間住んだことがありますが、

その時には感じなかった視線です。

 

環境に溶け込みたいけど、その”視線”があるので、

本当に心からリラックスできない感覚がありました。

 

そんな時、トルコ人の彼がこういってくれました。

 

みんな、なおちゃんが周りと違うから、興味を持って見てるんだよ。

だからそれを個性だと思って、自信を持ちなさい。

 

私はその言葉に、なるほど〜と思いました。

 

根本的に私は自信がないために、その視線が完全にネガティブな

被害妄想的な思考になっていたことを改めて自覚したのでした。

 

今、私は酒さという皮膚病を持っていて、

肌が真っ赤になったり、ニキビが増えたりするので、

正直今まで以上に周りからの視線に怯えることがあります。

 

でも、優しい彼は、

相手は自分が思っている以上に、そんなところまでは見ていないよ。

と支えてくれます。

 

個性を自信に、違いに寛容に

今までフィリピンに約2年、そして現在トルコに約1年住んでいますが、

そんな私はいまだに自己肯定感が下がり、自分に自信が持てない時があります。

 

しかし、陽気で、楽天的なトルコ人の彼と付き合う中で、

ネガティブになったり、自己否定をすることの無駄を感じるようになりました。

 

同じ時間を過ごしていても、

小さな変化に敏感になり、相手の目を気にしていると

その時間を本当に心から楽しめていない自分にも気づきます。

 

海外で過ごせば過ごすほど、

「私」はどう思うのか?ということを問われます。

 

あなたから見た「私」の評価アップのために回答するのではなく、

誠実に、正直に、「私」がどう思うのか相手は知りたいのです。

 

ただ、この「私」の意見は、海外に出ると、“日本人代表”みたいな感じで、

現地の人にとっては、大きな印象を与えることになります。

 

だから、相手の立場に立って、

思いやりを持った発言をするように意識しています。

 

でも、相手からの評価を気にしてする発言ではなく、

私の思いは私の言葉で、嘘のないように話します。

 

そうすると、新しい意見に耳を傾けてくれ、

違いを面白い!と捉えてくれることがあります。

 

そして、トルコに住んでいくうちに、違っていて当然!

むしろ違いは個性なんだから、個性を自信に変えていこうと思えました。

  

言葉が完璧に通じない環境でも、

笑顔一つで相手と仲良くなれた経験がたくさんあるので、

そんな自分の笑顔にも自信を持って、生活したいと思います。

 

まとめ 

心からリラックスして生きるということは、

自分のありのままを受け入れ、自分に自信を持つことが必要なんだと

トルコに来てから再認識することができました。

 

日本では、個性を尊重するというよりも、

団体行動の中で、迷惑をかけず、礼儀正しく、

相手に思いやりを持ってという方に重きが置かれているのではないかと思います。

 

そういう部分について、海外では、

日本人には“Discipline(規律)”があると言われます。

 

英語の意味をみてみると・・・

 

“the practice of training people to obey rules or a code of behavior, using punishment to correct disobedience.”

 

確かに学校や親からの教育の中で、

道徳心や善悪の判断など、自然に身に付き実践できていますよね。

 

自然と電車前で降りる人を優先してから乗ったり、

トイレが混雑していたら、自然と列を作って待てたり・・・

 

自分が使った後のテーブルや共有スペースは

掃除してからその場を離れることができたり・・・

 

日本に住んでいたらみんな当たり前にこういうことができますが

海外に出ると、こんな日本人の生活態度や振る舞いは

素晴らしい!と言われることも。笑

 

でも、一度中国の空港でトイレを待っていたら、

どんどん抜かされて全然トイレに行けなかったのを思い出しました・・・汗

 

だから、臨機応変に、強く前に出ないといけないこともありますね。笑

  

トルコで暮らす中で、

こういう規律を守る日本人らしさを忘れたくはないけど、

あんまりいろんなことに線引きしないで、

 

自分の個性を自信に変えて、”違いに柔軟に”、

問題が起こっても、大丈夫!なんとかなる!って感じで

生きていこうと思うようになりました。

 

〜しなければならない!っていう自分のルールに支配されるのではなく

 

時と場合に応じて、フレキシブルに動けるように

自分をがんじがらめにしないようにしたいと思っています。

 

今は、コロナ渦での生活で、

なんらかのストレスがかかっている方がほとんどだと思うので、

 

みなさんが少しだけ肩の力を抜いて、

自分のことを大切に思って、

何かに癒されながら、ホッと一息つけていることを祈ります。

 

私もトルコでリラックスして生きることを忘れないようにします :)

 

それではまた(^^)/~~~

 

Nao

 

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LOVE YOURSELF〜自己否定をしてしまうあなたへ〜

 

みなさん、こんばんは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今日のテーマは、「LOVE YOURSELF」

自己肯定感が低くなってしまいがちな同年代の人に送りたいストーリーです。

 

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実は最近、関西外大からの友達で、同じ愛媛出身のAKANEちゃんからラジオのお誘いをいただいたことがきっかけで、同年代の友達の人生の話を聞いたり、私の話をシェアする機会がありました。

 

そこで感じたのが、同年代の人たちは、

 

仕事仕事の人生ではなく、自分の暮らしやライフスタイルを大切にして、生活に重きを置いている人が多いなあということです。

 

でも反対に、20代後半って、身近な友達が結婚したり、子供ができたり、転職したり、などなど・・・大きく人生が変わっていく時期ではないでしょうか?

 

だからこそ、他人と比較しては、自分はこのままでいいのかと悩む人も少なくないはず・・・

 

今日は、自己肯定感が低くなってしまいがちな方へ届くといいなあと思って書いてみます。

 

(私自身、自己肯定感がかなり低いので、自分への言葉だと思って・・・)

 

 

友達のラジオ紹介

 

まずは、AKANEちゃんのラジオを紹介させていただきますね!

SpotifyやApple podcast、Anchorというアプリで聞けます。

open.spotify.com


 

私が呼んでいただいたリモートラジオでは、私とAKANEちゃんの出会いや外大での話、留学や、転職、トルコ移住にいたるまでのいろんなことを語りました。

 

ついつい語りすぎて、長くなってしまったラジオですが・・・笑

 

AKANEちゃんと話しながら、自分が経験してきたこと(メンタルや身体の不調)って、想像している以上に多くの人が経験してきたことなんじゃないかなって思うようになりました。

 

同年代の(特に女性)人たちに似たような経験があるのであれば、AKANEちゃんのラジオのコンセプトがすごく心に響くと思います!

 

ラジオのコンセプト

AKANEちゃんのラジオのコンセプトは以下の通り⬇️

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

テーマ「Relationship」

家族と一緒にいる状態も指しますし、恋人と一緒にいる状態、一人暮らしだけどどんな時でも意識してないけど世界と繋がってる状態。

「YOU 絶対 1人じゃないよ」の意味を込めてやってます。

 

あとは、ゲストと私のrelationship 、リスナーさんとのrelationship の意味を表します。幅広くお話ができるテーマでやらせて貰ってます。

特に女性、目先の仕事に追われてボロボロになってて何が正解か分からなくて、毎日しんどい思いをされてる方。今後のキャリアライフ、パーソナルライフをもっと幅広く考えたい方。そういう人を対象としています。

 

落ち込んでいる or モヤモヤしている女性が自分の事を大好きで、自分のライフに心から誇りを持って笑える人達になってほしいと思い、Podcastやらせてもらってます!


ラジオゲストと私を通して、

 

毎日毎日完璧じゃなくていいから、

I’m enough. 自分は頑張ってるよ、

比較じゃなくてインスピレーション✨

 

っていうのを女性たち自身に気づいてほしいんです!

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本当に心に響くメッセージですよね!

 

もし今生きてるのがしんどいなあ〜って思っている人や、そうでなくても毎日頑張りすぎてしまう人にぜひ聴いて欲しいラジオです。

 

大学生と社会人のギャップ  

私は愛媛の田舎町から、関西外大へ入学しました。

 

最初は大阪で一人暮らしをすることは不安でしたが、大学の4年間は夢と希望で溢れた時間でした。

 

目標だったフィリピン・マニラへ交換留学へも行くことができ、そのときは夢は叶うものと実感したのを覚えています。

 

留学当時は、スタバで涼みながら、1杯のコーヒー片手に8時間くらい滞在して勉強していました。笑 

 

それくらい必死で勉強を終え外に出ると、物乞いの子供達に囲まれて、マンゴーをよく売りつけられて、押しに押されていつも買っていましたね。懐かしい思い出です。笑

 

大変なこともあったけど、自分の興味ある分野で、新しい環境に身を置きながら、全く違う世界観・常識を学べた経験は、自分の宝物となりました。

 

しかし・・・就職して社会人になると、仕事を通して自分の成長を感じたり、未熟さを痛感することが多いと思います。

 

特にミスをしたあとなどは、自分の不甲斐なさに落ち込み、上司からのお叱りの言葉が、そのまま自己否定へと繋がってしまう人も多いのではないでしょうか・・・?

 

私は新卒でリゾートホテルに入社し、正社員として料飲部で働いていたのですが、働いているうちに、なんのために働いているのか、自分が本当にときめく方向はどこにあるのか?悩んでしまうようになりました。

 

だからなのか、派遣で働きにきている方が、ワーホリに行くからお金を稼ぎにきた!と割り切って話している姿を見ては、カッコイイ〜!!と思っていました。

 

たぶん明確な目的のために働いている人たちにすごく憧れがあったんだと思います。

 

でも私はただ目の前のお客様のために、そして自己成長のために働いているといった感じで、具体的な仕事の目標が持てず、このままでいいのかなあと考える日々・・・

 

本当に実現したいライフスタイルは、今のブログのタイトルでもある「ノマドな暮らし」でした。

 

場所や職業にとらわれず、自由な選択をし、生きていきたいと思っていたのに、正社員として年々増してくる責任感に耐えられなくなってきたのだと思います。

 

また、当時は職場の人間関係でも悩んでいて、ストレスを常に抱えていました。

 

だからよく熱が出たり、耳下のリンパが大きく腫れてコブになったり、慢性の肩こりがどうしようもなくて、近くのマッサージ店に通っては、担当してくれるお姉さんに励ましてもらっていました・・・涙

 

でもなんだか、終わりの見えない社会人生活に疲れてしまっていましたね。

 

大学までは、人生に何年という区切りがありますが、社会人になってからは、そんな区切りを誰かがつけてくれるわけがなく、先のゴールや未来の自分は、自分で作ることしかできないんだなあと考えるようになります。

 

完璧主義の私、なんでも臨機応変に対応できるトルコ人彼

常に完璧を求めて、心が戦闘態勢に入ってしまうと、少しのミスや人間関係の悪化に対して、自分を責めてしまったり、むしろ相手を攻撃してしまう経験はありませんか?

 

私は小さい頃から完璧主義の節があったと思います。

 

次の日の洋服は前日の夜に準備するし、遅刻や宿題忘れはしないし、テスト勉強も前もって進めておきたいタイプでした。

 

だからこそ、計画通りに物事が進まないと、イライラしてしまったり、何か問題があった時に、臨機応変に対応するのではなく、なんでできなかったのか、原因を突き止めたがります。

 

しかし、この考え方の癖は、今住んでいるトルコでは通用しません。

 

なぜかというと、トルコでは、なんでもいきなり予定が決まったり、キャンセルになったりします。自分の思った通りになんてなりません。

 

例えば、彼の親戚や友人が急遽家に遊びに来たりするときは、連絡は30分前だったりします・・・汗

 

私はせめて前日には知っておきたいし、そのお家パーティに備えて部屋の掃除やお菓子など用意したいと思ってしまいますが、この完璧にこなしたいという気持ちが、もしかしたら完璧にこなせなかった時に、自分を責める原因になってしまうのかもしれません。

 

反対に、私の彼は、典型的な楽観主義者&超ポジティブな人なので、問題を大きくせずに、解決できるならすぐ手を打つ or 解決できないなら、流れに身を任せて、問題を自分の人生から手放すことができるのです。

 

私は、そういう彼を尊敬していますが、彼のペースで物事を片付けることはいまだにできません。やっぱり私のペースで解決したいし、気分が落ち込んでいる時に、ポジティブになれと言われても、それは難しいです。

 

でも最近ふと思ったのは、自分の人生で、自分の一番側で支えてあげられるのは自分の心でしかないのに、自己否定してしまうと、完全に孤独な世界に入ってしまうということです。

 

そして負のループとは辛いもので、どんどん奥深くに落ちてしまい、心を戦闘態勢にすら持っていけない日が来るでしょう。

 

もしくは爆発級の大きな波がやってきて、あなたにSOSを送るかもしれません。

 

それは体の不調や、メンタル面では、パニック障害、女性であれば生理痛やPMSの悪化など・・・そこでさらに自分を無視し続ければ、完全に自分の体を動かすことができなくなるはずです。

 

私は社会人になってから、このような症状が出ている人や話を聞いたことがたくさんあります。

 

私自身も、心が常に戦闘態勢であることで自分を守っていた時期は、自分自身を客観視し、心の声を聞いてあげることができず、心と身体のSOSに向き合うことができていませんでした。

 

環境を変える前に、まずは自分で自分を支えてあげる

私は、社会人2年目になって、このままじゃだめだ!と思い、負の感情を、新しいことに挑戦するエネルギーに変えました。

 

簡単なことではなかったし、これを逃げと捉える方もいるかもしれません。

 

でも私はまだ若さというエネルギーがある!と自分を信じ、大好きなフィリピンでの転職へと進むことができました。(結局長く働くことはできませんでしたが、後悔はありません。)

 

でも初めての転職をする前の自分に今声をかけてあげることができるのなら・・・

 

「毎日お疲れ様!今日も大変だったね。でも一生懸命頑張ったよね。ゆっくり休もう!目の前の小さな幸せを思い出そう!」

 

と伝えて、心を落ち着かせるためにいろんな工夫ができたのでは?と思います。

 

転職やライフスタイルの変化って本当にエネルギーを使うので、もしそれが逃げの道でも新たな挑戦でも、どちらにせよ疲れると思います。

 

でも、変化が起こる前に、少しでも自分で自分を支えられるようなマインドがあれば、たとえそれが辛くとも、乗り越えられるし、あとに引きずらないと思います。

 

そして自分の心を大事にしていれば、SOSにすぐ気付けたり、心が爆発する前のケアに集中できたりすると思います。

 

あとはやっぱり、自分が自分でいられる環境を作り出していくのだと思います。

 

まとめ

私は、AKANEちゃんとラジオで話しながら、同年代で悩んでいる人がたくさんいることにも気付けたし、私も悩むその一人の人間だなあと気づきました。

 

今は過去の社会人経験を経て、自分がときめく方向へ、幸せだと感じられる道を選ぶようにしています。

 

もし誰かの評価軸で、誰かの幸せのために自分の選択を変えてしまったら・・・きっと長い目で見た時に、後悔するだろうと思います。

 

もちろん人生には変化が訪れるので、自分の考え方や人生に求めるものが変わる時がくるかもしれません。

 

そんな時は、過去の自分に捉われず、その時の自分を応援してあげたいなと思います。

(今トルコにいるのは、頑固さを捨てて、柔軟な心を育てるためなんだと理解しています。)

 

もし今、出口が見えなくて、孤独に思っている方、ぜひ寝る前や自分の時間が持てる時に、心を落ち着かせてAKANEちゃんのラジオを聞いてみてください!

 

絶対に一人じゃないっていう言葉に救われると思います。

 

そして、最後に今日頑張ったあなた自身に、このメッセージを伝えてあげください。

 

毎日毎日完璧じゃなくていいから、

I’m enough. 自分は頑張ってるよ、

比較じゃなくてインスピレーション✨

  

最後まで読んでくださりありがとうございました! 

それではまた!(^^)/~~~

 

Nao

 

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【後編】初めてのトルコ🇹🇷カッパドキアで原因不明の全身麻痺にあった話

 

みなさん、こんばんは!

ボドルム在住のNaoです。

 

今日のブログは、前回の前編に続くお話です。

まだ前編をご覧になっていない方は、ぜひ先に前編をお読みください!

 

前編はこちら⬇️

 

nomad-life-in-turkey.hateblo.jp

 

 

それでは、カッパドキアで原因不明の全身麻痺にあった話の続きをお楽しみください!

 

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異変を感じた深夜3時

グリーンツアーからホテルに帰ってきた後、なんだか疲れて食欲もなくなってしまった私は、スープとパンだけを軽く食べて、早めに眠りにつきました。

 

翌日はレッドツアーという別のエリアを回るツアーを予約していたので、体力温存して、早く元気になるぞ〜と思っていました。

 

しかし・・・

夜中から全身の関節痛と吐き気に襲われます。 

旅行中は必ず持っていく体温計があったので熱を測ってみると、37.5度。

 

おかしいなあ、何かに当たったんかな??と思いつつも、まだ高熱も出ていないし、ベッドの上だったので、とりあえず眠れないながらも夜明けを待ちます。

 

翌朝・・・

 

吐きはしませんでしたが、起きても、食べ物の匂いで吐き気。

ふらふらして歩くのもやっと。。。

 

せっかく美味しそうな朝食がずらりと並んでいたのに、何も食べられず、倒れそうになりながら友達を置いて先に部屋に戻りました。

 

歩けない状況だったので、友達には本当に迷惑かけましたが、私だけツアーキャンセルして休むことに。

 

寝てたら治るやろう。。。

 

母が看護師なので、手持ちの薬で効きそうなものを教えてもらい、寝ること数時間。

 

関節痛が治らず、しまいには手が痺れ始めました。

この時には熱が38.5度にまで上がっていました。

 

母に相談すると、やっぱり手の痺れは異常だと言われ、病院へ行くことにしました(この時の判断がのちに命を救うことになります。)

 

幸い、流暢な日本語を話すトルコ人スタッフがホテルにいたので、友達が私の症状を伝えてくれていて、気にかけてくれていました。

 

部屋に様子を確認しにきてくれた時に、手が痺れ始めたことを相談したところ、公立病院まで送ってくれることに。

 

ふらふらの状態で車に乗り、走ること数十分。。

どんどん体が痺れてきて、足元からもしびれを感じるようになってきました。

 

公立病院に到着するも・・・魔のパスポートチェック

公立病院についた頃には、自分の力では歩けない状態に。

ホテルから送ってくれたスタッフのイェルマズさんが車椅子を用意してくれ、そこから魔のパスポートチェックの時間が始まります。

 

公立病院は医療費が安い分、緊急対応のはずなのにパスポートが先、と言われ、こっちは全身痺れて電撃に打たれているような状態で30分くらい待たされました。

 

このまま死ぬ!!と思ってしまってそこからパニック状態に。

呼吸がどんどん薄れ、医者がいるのに何もしてくれない状態に恐怖を感じていました。

  

私このままトルコの内陸地で死ぬのか・・・??

 

そう思ってしまった矢先、元救急救命士、しかも名古屋で15年働いていたホテルスタッフのイェルマズさんが、

 

「このままじゃどんだけ待たせるかわからない!公立病院だといつ診てもらえるかわからないから、私立病院へ行こう!」

 

と提案してくれ、私の彼に電話をかけて了承をとってくれました。

 

トルコ人彼はずっと私にどれだけ請求がくるかわからないから、公立病院へいきなさいといっていたためです。 

 

彼はトルコの病院事情を知っていたので、保険に入っていなかった私の心配をして、公立病院を勧めてくれていたのでした。

 

私立病院へ緊急搬送、シリアから来たムハマンドさんとの出会い

結局イェルマズさんのおかげで、私立病院に救急車で行くことができました。

 

ついてからは自分では足もあげられない状況です。

車椅子から二人の男性スタッフに抱えられ、CT検査をします。

 

どんどん体は痺れて呼吸困難になってきたにも関わらず

CT検査は異常なし。

 

結局点滴3本うってもらい、12時間ほど入院しました。

 

入院した次の日にはカッパドキア→イスタンブールへ戻るフライトがあったし、

せっかく日本から遊びに来てくれた友達に申し訳なさすぎたので、なんとか治りますように・・・と祈っていました。

 

しかし、パニックになっていた私は、痺れが治るまでずっと泣いていました。

 

すると、私立病院の英語通訳で入ってくれていたシリア難民のムハマンドさんが、私の病室でずっと様子を見守ってくれていて、手を握り、こう言ってくれました。

 

私はシリア内戦が激しくなって妻と子供だけ連れてトルコに逃げてきたんだ。他の親戚たちはみんな死んだよ。

 

僕は今までトルコで一生懸命働いてきて、今は病院の24時間対応の通訳として働いて生活費を稼いでいるんだけど、僕の娘は、高校生の今でも君のようにショックを受けると手足が痺れてしまうんだよ。

 

君がこうなった理由は医師もわからないと言っているけど、何か大きなストレスを感じたんじゃないかな?

 

生きていたら絶望することもあるけど、希望を持って生きていくしかないんだよ。 

 

と優しく語りかけてくれました。

 

その力強く優しい言葉にまた泣けてくる私。

 

マニラ転職に失敗し、人生設計が崩れ、心を癒すためにきたトルコ。

先の見えないまま日本帰国が迫っていた矢先の全身麻痺でした。

 

そっか、私ずっと無理してきたんだな。心も体も自分を偽って、自分は大丈夫って言い聞かせながら、SOSを無視して帰国しようとしていたのかもしれない。

 

初めて体が動かない状況に戸惑いながらも、ムハマンドさんのおかげで、自分のSOSを意識して、少し休もうと深い眠りに落ちることができました。

 

(でもそれと同時に、深い挫折を味わって折れてしまう心に対して情けないと思いました。)

  

結局私立病院に緊急搬送されて12時間後、歩けるようにまで回復し退院。

たった半日の出来事だったとは思えないほど、苦しんだ日でした。

 

入院・治療費は総額26万円。

 

幸い三井住友のクレジットカードで航空券を買っていたので、利用付帯の旅行保険が適用され、全額返ってきました・・・!

 

救ってくれたトルコの人たちへの感謝の気持ち

初めて全身が痺れ、動かなくなり、パニックになってしまった私を治療してくれた、カッパドキアの病院で働く皆さんには感謝しかありません。

 

また、ホテルから病院までの送迎、私の彼や友達への連絡、パスポートとお金の管理まで全て快く引き受けてくれ、 最後の最後まで面倒をみてくださったイェルマズさん。

 

そして、パニックになった私を見守り、励ましてくれた英語通訳のムハマンドさん。

 

いつかきちんと恩返しがしたいと思っています。

 

今私がトルコに戻ってきたのも、そういった人たちとの出会いがあってのことです。

絶対に忘れない、辛い体験でしたが、彼らの芯ある優しさに救われた、かけがえのない人生体験でした。

 

しかし、両親や友達、彼には本当に心配をかけてしまった出来事でもあります。

 

結局その後、友達とイスタンブールへ戻り、残りの3日間ほとんど食べることをせず、観光だけ楽しみました!

 

病院の先生には、原因不明の急性胃腸炎、麻痺からのパニック障害と言われてしまいましたが、

 

私は今まで身体と心のSOSを無視してきた結果、起こったことなんじゃないかなあと推測しています。

 

またはカッパドキアで食べたマッシュルームが毒キノコだったとか・・・?笑

(病院の先生は、アレルギーや食中毒の可能性は低いと言っていました。)

 

フィリピンではことごとく食中毒にかかっていたので、免疫系も弱まっていたのかもしれないです・・・

 

しかしあの全身麻痺を体験した後、しばらくはまた痺れるんじゃないかと怖くなってしまい、眠れない日々が続きました。

 

イスタンブールからブルネイへ行く予定だったのも全てキャンセルして、

またボドルムへ戻り、彼と再会して休養をとった後、帰国した私なのでした。

 

まとめ

海外旅行で怪我や病気なんてしないし、気をつけてるから大丈夫!という思い込み、自分は大丈夫だからもっと頑張れる!と、どこか無理して生きている方、

 

私の体験談を見て、反面教師にしていただけたらと思います!

 

*この体験をしてから、今トルコでは現地の保険、損保ジャパンに入っています。1年で330リラという破格でした・・・!(約4750円)

 

*イカメットを持つ、外国籍かつ観光目的の滞在に適用されるプログラムだそうです。

 

これだけ辛い経験をしましたが、今私はトルコを拠点に生活をしています。

 

それは、この経験を通して、トルコという国、人々、文化、イスラム教の教えなどなど、私に必要な学びがたくさん見つかりつつあるからです。

 

カッパドキアはまだ少し怖くて時間がかかりそうですが、いつか彼と一緒にもう一度旅行して、お世話になった皆さんにお礼をしたいと考えています。

 

カッパドキアは病気になったことで存分に楽しむことはできませんでしたが、ツアーでみた景色は圧巻でした!

 

洞窟宿や気球、カッパドキアならではのトルコ内陸部の食事も楽しめると思います!

ぜひトルコにお越しの際は、訪れてみてくださいね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた(^^)/~~~

 

Nao

 

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【前編】初めてのトルコ🇹🇷カッパドキアで原因不明の全身麻痺にあった話

 

みなさん、こんばんは!
トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今回の話は遡ること、約1年半前、2019年4月に起こった出来事です。

 

ちょうどフィリピン・マニラで勤めていた会社を退職し、

ニートになったばかりのころの話。

 

25歳の年に、2年間勤めていた日本のホテルを退職し、

勇気を振り絞ったフィリピン移住・転職をするも・・・

 

たった10ヶ月足らずで退職することになってしまい、

日本に帰国してもなんだか疲れていた私は、

付き合ったばかりの彼に会いにトルコにやってきました。

 

 

2019年2月後半〜3月末(地中海〜エーゲ海のドライブ旅)

 

初めてのトルコということもあり、期待と不安でいっぱいな旅の始まり。

 

トルコへの入国チケットだけで、

成田→モスクワ→イスタンブール→アンタルヤへ向かいます。

 

成田空港で職員のお姉さんに、帰国チケットについて聞かれるも、

 

「トルコはビザなし滞在できると聞いたので

 帰国チケットは現地で買います!」

 

と言って、ちょっと不安なスタートを切り日本を出ました。

人生で初めての未計画な旅の始まりです。

 

乗り継ぎ地のモスクワ空港では、雪のためイスタンブールへの飛行機が遅延。

計5時間も遅れ、寒い空港で乗り継ぎ待ちをしたのが懐かしい思い出です。

 

フィリピンでお別れをしたばかりの彼には、

たった数週間後、トルコのアンタルヤ空港で再会を果たしました!

 

空港まで迎えに来てくれていたので、会えた瞬間は本当に安心。

今まで東南アジアしか旅をしてこなかった私にとって、

トルコは本当に未知の国でした。

 

これから数ヶ月間トルコでゆっくりして、将来について考えようと思っていました。

 

トルコについてからは、

 

アンタルヤ→ケメル→カシュ→フェティエ→ダルヤン→マルマリス

→ボドルム→クシャダス→イズミル

 

の順でドライブ旅をしました。

 

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約1ヶ月かけた長旅でした!

 

トルコの景色や広大な土地に感動する日々。

放牧されたヤギや牛、羊をみては、写真を撮り続けておりました。笑

 

今まで働いていた時間が全て旅の時間に変わったこともあり、

開放感でいっぱいの毎日。

 

でもそんな旅を続けていくと、

突然、何も生み出していない恐怖、

社会やコミュニティ、会社に属していない不安を感じることもありました。

 

あとは彼の家族や親戚に会うときは、流石に緊張しました。汗

トルコ語がわからない中でどんどん会話が進んでいって

作り笑いで疲れることもしばしば。

 

でもこんなに時間を作って、トルコを案内してくれた彼には感謝しかありません。

 

新しい環境、食事、文化、習慣に触れて

人生設計が崩れた私の心も、少しは休まっていくような気がしていました。

 

2019年3月末〜4月初旬(彼とのお別れ、友達とカッパドキアへ)

トルコを旅して1ヶ月半頃、日本の友達から連絡がありました!

『久しぶり〜!トルコに遊びに行こうと思ってるんだけど、一緒に旅行しない?』

 

ずーっとトルコ人としか関わってない上に、

トルコ語もわからず、英語しか話せない毎日だった私。

 

もちろん即答で『イエス!!』

 

外大時代の友達で、当時よく海外を一緒に旅していたので、

また一緒に旅ができることが嬉しくて張り切っていました。

 

と同時に、トルコ人彼とのお別れも近づいていて、

今後転職活動をしなければいけない私にとっては、とても悲しい日が続きました。

 

*トルコのビザなし滞在は、あらゆる180日間のうちの90日間のみ。

すでに2ヶ月が経過していたので、トルコからブルネイ行きのチケットを買い、

トルコのあとはブルネイの友達の結婚式にいく予定でした。

 

先の見えない彼との関係性や、くもってしまった将来。

転職に失敗した私が、どうしたらもう一度やり直せるのか。

どの道をいけば、自分らしいのか・・・考えては不安になるばかりの毎日。

 

そんな中、あっという間にお別れの時間がきて、

彼が住んでいるボドルムの空港でお別れしました。

 

彼はトルコに残ってほしそうでしたが、

私は仕事がない状態で貯金がなくなるのが怖かったので、

日本に戻って、仕事を探すつもりでした。

 

彼と離れたあとは、イスタンブールにいき、友達と合流!

その後、一度訪れてみたかった有名な観光地、カッパドキアへ向かいます!

 

カッパドキアに2泊3日+イスタンブールに3泊4日の7日間の旅の予定でした。

 

カッパドキア滞在中の悲劇

すごくポジティブで旅慣れしている友達との旅は、本当に楽しいものです。

私はこのとき、自分の人生が少し前に向かっているような気がしていました。

彼女の太陽のようなエネルギー、彼のサポートがあったからでしょう。

 

フィリピンでは体調悪いのが当たり前で、

マイコプラズマ感染症、食中毒、肌荒れが日常茶飯事だったのに比べ

トルコに来てからは、そんな日々が嘘みたいに健康だと思える時間を過ごしていました。

 

しかし・・・

カッパドキアで一番人気の、グリーンツアーに参加していた時のこと。

 

午前9時から午後6時くらいまでの行程で

1日かけてギョレメやウチヒサルを回るツアーでした。

 

大体15〜20人くらいのグループで、大型ツアーよりも融通きく分、

行動量も多く、寒暖差も激しかったので、かなり疲れてしまいました。

 

お昼ご飯(マッシュルームのトマト煮込みとパン)を食べた後は

お腹が痛くなって、トイレに駆け込みました。

 

便秘気味だった私にとって、お腹が痛くなるのは普通のことだったので、

このときはまだ、これから起こる悲劇を想像もしておらず、

ホテルに戻ったらゆっくりしようと考えていました。

 

しかし・・・この後、魔の体験が始まります。汗

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

長くなってしまうので、後編に続きます!

 

それでは一旦この辺で( ^_^)/~~~

 

Nao

 

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【トルコ】ロックダウン明けのボドルムの日常 / 海外在住リモートワーカーの平凡な毎日 / 日常Vlog#1 / My dalily life in Bodrum after lock down!

 

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飼い犬が脱走しても自由に旅させてあげる国、トルコ

 

みなさん、こんにちは!

トルコ・ボドルム在住のNaoです。

 

今回のブログは、

トルコで二人暮らしをしている私と彼の間に起こった価値観の違いについてです。

 

頭を冷やし時間を置くと、完全に彼が正しいのですが、

色々と文化や習慣の違いを感じられた出来事だったので、シェアしたいと思います。

 

 

ご近所さんが飼っているワンチャン、キャスパーの紹介

まずは、今回のトピックのメインキャラクターとなるキャスパーの紹介です。

 

キャスパーは5歳くらいのオス犬で、

私が今住んでいるコンドミニアムのご近所さんが飼っている

可愛らしいワンチャンです。

 

イメージの為にもキャスパーの可愛い写真をあげておきますね。笑

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とても優しい性格で、人懐っこいキャスパーは

子どもたちの間でも人気者です。

 

キャスパーの日常

キャスパーの飼い主は私よりちょっと上の30代くらいのご夫婦。

奥さんは妊婦さんで、旦那さんは仕事が忙しいようであまり家にいないようです。

 

そんな状況もあって、仕事が少ない私は

外に出てはキャスパーと遊んだり、マッサージしたりしています。

 

キャスパーのいる庭は、日本人の私からすると

考えられないくらい広いと思います。

 

走り回ることができる十分なスペースはあります。

 

でも、ずっと同じ空間にいて、散歩へは行けていない様子。

トイレも庭の中でしていたので、近所の人たちも心配していると彼から聞きました。

 

散歩中にとった彼の行動

そんなこともあって、私と彼は夜涼しくなった時間に、

キャスパーと散歩することにしています。

 

飼い主のご主人には、事前に話しているので問題はありません。

むしろどんどん散歩してあげてといった感じでウェルカムな感じでした。

 

ある日、彼を呼んで、家の近くを散歩しよう!と誘って

夜道をキャスパーと歩いていた時のこと・・・

 

いきなり彼がキャスパーのリードを外して、自由に走らせました!

 

以前も1回だけキャスパーを信頼して、リードを外したことがあったので、

この時はまだそこまで驚きはしなかったのですが、

 

今回のキャスパーは家の周りを走った後、

私たちの横を通り過ぎてどこかへと脱走してしまいました。汗

 

私はその時点で、パニック・・・!!

 

だって、私たちは飼い主でもないし、キャスパーが車にでも轢かれたらと思うと

心配で心配でたまりませんでした。

 

私たちの家は山の頂上付近にあるのですが、

坂道を下れば大通りに面します。

 

また、コンドミニアムに住む人たちは車やバイクで行ったり来たりしているので

外の世界に慣れていないキャスパーだし、心配でした。

 

でも彼はというと・・・

 

全然心配していない様子。笑

 

むしろ、動物は自由に走り回る権利があるという考え方をしていて、

脱走したキャスパーを自由に旅させてあげたいということでした。

 

念の為、飼い主のご主人に電話を入れ状況を話すと、

 

「全然問題ないよ!キャスパーにもそういう時間が必要だから!

 むしろ外に出してくれてありがとうね〜」

 

といった感じです!

 

トルコの人たちのおおらかさにびっくり!

そしてペットに対する考え方にもびっくり!

飼い犬を外に出しても自由にさせてあげるコミュニティがあることにもびっくり!

 

で、私はカルチャーショックを受けました。

 

でも心配性な私は、飼い犬が脱走したという事実を、

その文字通りにしか受け入れることができず、

 

彼や飼い主の気持ちや考え方に対して、

素直に受け止めることができませんでした。

 

脱走している最中に思った考え方の違い

彼は自分のことをナチュラリストと言っているくらい、

自然や動物たちを大切に思って生きているような人です。

 

だからペットとして動物は飼わないと言っています。

 

動物たちが自分たちの力では生きていけないような状況になった時には

(事故や病気をしている動物を見た時は)

助けたいと話していました。

 

動物がもし外の世界に出たいなら、出してあげるのが当たり前という考えです。

 

だから今回キャスパーが私たちの横を通り抜けて走り出した時

追いかけもしませんでした。

 

キャスパーは外で遊びたいんだなと受け止めて、

キャスパーの意思を尊重してあげたのです。

 

そして飼い主のご主人もキャスパーの気持ちを理解していたようです。

 

その一方で、私はネガティブ思考が出てきてしまい、

勝手に最悪な未来を想像しては、不安に陥ってしまいました。

 

もし、キャスパーが事故にあったら・・・

もし、キャスパーが帰ってこなかったら・・・

もしキャスパーが誰かにさらわれたら・・・

 

過保護な親みたいになってました。汗

 

そして彼や飼い主の気持ちを理解し、受け止められず、

自分の不安が高まり、こうなったのは彼がリードを外したせいだ!

と結論づけてしまう始末。

 

結局、2時間後コンドミニアムの近くを歩いて確認すると、

最近私たちの家の近くに住み着いた野良犬と

仲よさそうに歩いていたキャスパーなのでした。笑

 

まとめ

最終的にはキャスパーが近くに戻ってきていたので、一安心した私でした。

 

でもこの出来事は、ある意味トルコの人たちの動物に対する考え方を知る

いい機会になりました。

 

トルコには、日本では考えられないくらい道端に犬や猫がいます。

そして野良の動物たちがめちゃくちゃフレンドリーなんです!

 

トルコを旅行された方や、在住されている方はご存知かと思いますが、

私は初めてトルコにきた時、衝撃的でした!

 


【トルコ】は動物愛護先進国!!!日本の対応と違いすぎて感動!日常Vlog#2 / Turkey is a perfect country for street animals!!

⬆︎映像が見たい方は、私のYoutubeに載せてあるので見てみてください :)

 

なぜなら、私が生まれ育った愛媛には野良犬はゼロに近く、

たまに山の中を旅しているのを見るくらい。

 

でもその野良犬たちが人里に現れては、

幼少期に追いかけ回されていたので、怖いというイメージがありました。

 

フィリピンに留学していた時にも、よく野良犬と遭遇しましたが、

狂犬病のリスクもあるし、見た目も病気をもっていそうな感じがして

あまり近くことはできませんでした。

 

今までの経験から野良の動物たちは危険!と思っていただけに、

トルコの動物たちが人通りの多い道のど真ん中で、

スヤスヤとお昼寝をしている状況を目にした時、びっくりしたんです。

 

でもよく考えてみると、そうやって動物たちが安心しているのは、

そのコミュニティに住む人たちが、新鮮な水や食料を用意していて、

野良の動物たちと共存しているからなんだと気づきました。

 

猫の家!と書いた手作りのお家があったり、

ショッピングモール内のクーラーがあたる店の入り口などで

野良のワンちゃんがだいたいリラックスしています。笑

 

なんて、動物たちに優しい国なんだろう・・・!!!

 

動物たちの態度は、そのコミュニティにいる人たちの動物たちへの思いやりの表れだと思います。

 

日本では野良の動物たちが人間のコミュニティにやってくると

殺処分とされてしまう状況。

 

トルコは野良の動物たちにワクチンを打ったり、

病気や事故をしている子たちを見つけたら、何の団体にも属さない一般の人が

動物病院に連れて行くようなニュースを頻繁に見ます。

 

私はトルコにきて、助け合い、共存の世界に惹かれています。

私の凝り固まった頭がほぐれていくような気もしています。

 

今回の出来事で、彼に、

 

「文化の違いや考え方の違いを理解しようとして、受け入れなさい。

 そしてフレキシブルに動きなさい。」

 

と言われました。

 

図星すぎて、頑固な私は言い返そうとしましたが、言い返せませんでした。笑

 

また一つ、トルコで学びが増えたお話でした :)

 

それではまた!

 

Nao

 

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〜自己紹介〜 トルコ在住、27歳リモートワーカーのNaoです!

 

 

自己紹介

 

皆さん、はじめまして!

トルコ在住、27歳リモートワーカーのNaoです。

 

実はこのブログはリニューアル版といった感じで、

前々からはてなブログで記事を書き続けておりました。

(ほとんどの人が知らない秘密のブログでした。笑)

 

しかし、最近Youtubeを開設し、

いろんな自分のSNSアカウントを公開したのをきっかけに、

このブログも自分の身近な人にも読んでもらえるようにと思ったのがきっかけで

リニューアルしてみました!

 

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www.youtube.com

⬆️私のYoutubeはこちらのリンクより飛べます。

 

 

自分の文章を誰かに読んでもらうことは恥ずかしいですが、

動画では伝わらないようなことを、文章を通して誰かに伝えられたらと思っています。

 

私自身、誰かのブログを読むのが好きで、書くことにも抵抗がないので、

Youtubeの動画内でうまくで伝えきれなかったことや、

文章で読んだ方がわかりやすい内容などを書いていけたらと思います。

 

ブログのテーマ

 

ブログのメインテーマは、「トルコでの暮らし」

サブテーマは、「スローライフ」×「ノマドな暮らし」です。

 

どちらにせよ、暮らし系のblogです。笑

 

トルコでの暮らしを通しての気づきや

トルコの素敵だなあと思う部分を書いたり、

 

旅のおすすめスポット、トルコ料理、ベジタリアン生活などについても

書きたいと思っています。

 

トルコに住むまでの経緯 

 

私は以前、日本のホテルに2年間、フィリピンの旅行会社に約1年間勤めていました。

 

22歳の新卒で入った会社では、

自分が不器用なばかりに仕事が効率よくできなかったり、

組織の仕組みを理解できず反発心が強くなったり、

精神的、体力的にいっぱいいっぱいになったり・・・

 

自分はこのままでいいのだろうか?という思いを抱えながら働いていました。

何が正解も分からぬまま、自分を変えたいという気持ちでいっぱいでした。

 

ある程度仕事がこなせるようになった社会人2年目、

留学時代にお世話になったフィリピン・マニラでの転職を決意。

 

丸々2年間お世話になった会社には、かなり無理をお願いすることになりましたが、

社会人3年目には、夢だったフィリピン就職をすることができました。

 

しかし・・・

 

順風満帆なフィリピン移住・転職とはいきませんでした。

 

フィリピンでは、食中毒・マイコプラズマ感染症に何度もかかり、

トイレの前で一夜を過ごすことが何度もありました。涙

 

ビザの問題が重なったこともあって、

結局フィリピンの洗礼に耐えられず、退職することに。

 

約1年間の挑戦でしたが、失敗に終わってしまいました。

 

でも少しの間でもマニラで新しい仕事に挑戦し、

新しい上司や先輩、同僚、友達と出会えたことは失敗ではなく

むしろ私の人生の財産になったと思います。

 

日本社会から飛び出して、海外に住みたい!働きたい!という思いは

このフィリピン転職の時に叶えることができたし、

 

1度慣れた環境から飛び出して、新しい世界にいく経験は、

すごくエネルギーがいるけど、やってみてよかったと思えるものです。

 

トルコ人彼との出会い

 

今トルコで一緒に住んでいるトルコ人彼との出会いは、

遡ること約4年半前?です。

 

日本の会社員時代、冬にいただいた休暇を使って

大好きなフィリピン・ボラカイ島に旅行に来ていた時のことです。

 

たまたま私と同期の女子2人で

アイランド・ホッピングのグループツアーに参加していました。

 

そこのツアーに彼も参加していて、目があいました。

ニコッと微笑んでくれたので、こちらもHiと声をかけ挨拶。

 

そこから、3人で島を一緒に回ったり、ランチをしたりして過ごしました。

たった2日間の旅先での出会い。

 

将来付き合うとは、全く想像もしていなかったです。

 

時は流れ、約3年後フィリピンのマニラで再会します。

 

彼はトルコでビーチ用品の卸売をしている人なので、

夏のシーズン中の間だけ働き、冬の数ヶ月間を使って旅にでるライフスタイル。

 

SNSで私がマニラで働いているというのを知って、

旅先がフィリピンだったので、マニラまで会いに来てくれることになりました。

 

しかし、私は楽しみにしていた再会にも関わらず

日頃の疲れからか、高熱が出てしまい、動けない状態に。

 

フライト後で疲れているにも関わらず、

冷たいタオルを持ってきてくれては汗を拭いてくれたりと

とても優しい彼だったので、あっという間に信頼していきました。

 

そこから、彼がフィリピンにいる間に、

休暇を使って一緒にフィリピンのシャルガオ島でサーフィンしたり、

ボホール島でシュノーケリングをしたり、チョコレートヒルまでバイクで旅したり、

 

楽しい日々を過ごしました。

 

でもまさかトルコにいくことになるとは、まだこの時には想像しておらず・・・

 

トルコへ行くことになったきっかけ

 

結局マニラの会社を退職することを決めたあたりで、

自分はこの先どうしたらいいんだろうか・・・

でもちょっとしばらく休憩したいなという気持ちになりました。

 

体調が優れず、肌も荒れに荒れて、

帰国した時両親にびっくりされるほどでした。

 

あんまり人にも会いたくないし、

でも実家がある田舎でのんびりするのもしんどいなあといったところです。

 

そんな時、トルコ人の彼に、せっかく時間があるならトルコにおいでよ!

と誘われました。

 

これから遠距離恋愛かあ〜と思っていた最中だったので、

まあニートだし、行ってみるか!

 

という持ち前のフットワークの軽さでトルコへ旅にでる私なのでした。笑

 

おわりに 

 

このような流れでトルコに来ることになりました。

去年は日本と行ったり来たりしながらの生活でしたが、

今年はコロナの関係で帰国を諦め、トルコに長期滞在しております。

 

トルコ生活や海外生活に興味のある方はもちろんのこと、

 

フィリピンが好きな方、

転職に悩んでいる方、

リモートワークについて気になっている方、

酒さや皮膚病で悩んでいる方、

 

に向けても、過去の体験談を書きたいと思っています。

 

色んなことをシェアしたいし、

私がしてきた体験や失敗談が誰かの為にもなるように書きたいと思っています :)

 

これからどうぞよろしくお願いします!

 

ではまた!(^^)/~~~

 

Nao

 

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